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東京の蓮舫へ。始動
立憲民主党の蓮舫参議院議員が離党されました。
東京都知事選挙へ挑戦すると決めたからです。
参議院議員の蓮舫さんはあと少しです。
大きな挑戦を決めた蓮舫さんに心からのエールを送りたいのですが、ほんとに正直な気持ちを言えば、寂しいです。
「立憲民主党の蓮舫です」と国会の質問に立つときのあの凛々しい姿はもう見られなくなるのかと思うと、自分でも驚くほどの寂しさを感じます。
かつて国会へ初登庁するときに、国会には猛獣がいると聞いて・・とサファリルックをイメージさせるファッションで登場した人がいました。
その人はいつの間にか都庁に君臨し、猛獣たちさえ自由自在に操る猛獣使いのようになっています。
白い百合の花のような存在としてではなく、猛獣にエサを与えつつ操っているような、そんな女帝になっているのです。
一方の蓮舫さんは、魑魅魍魎が跋扈するような国会の中でも少しも怯むことなく、国民の血税が一円でも無駄に使われることを決して許さないという強い姿勢を貫いてきました。
あまりにもその姿勢が揺らがないことから、謂れのない批判や誹謗中傷の対象になってきました。
そんなこと、気にも留めていないように見えますが、人間ですから傷つかないわけありません。
それでも凛と立つその姿は、魑魅魍魎に穢されない蓮の花のようです。
あまりに蓮舫さんが国会からいなくなるのが寂しくて、こんな動画を作ってしまったくらいです・・。
蓮舫さんは、これまでにも都知事選挙があるたびに名前があがってきました。
しかし、国政でやらなければならないことがあるとして、待望論があっても出ることはありませんでした。
それに、過去を振り返ると、都知事選挙で現職が落選した前例はありません。
都知事選挙に限らず、地方自治体の首長選挙は圧倒的に現職有利で、よほどのことがない限り、現職に勝つことは難しいのです。
今回、蓮舫さんが厳しい戦いになることを覚悟した上で大きな挑戦を決意したのには、色々な理由があると思います。
一番大きな理由は「8年前の小池百合子さんはどこへ行ったのか?」ということではないでしょうか。
小池さんは自民党の議員でありながら、自民党を批判して都知事選へ挑戦しました。
ところが、8年経った今の小池さんは自民党とガッチリ手を組んでいます。
表と裏の顔をうまく使い分けて、有権者を煙に巻くようなやり方は蓮舫さんのような人には我慢できなかったのではないかと推測します。
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蓮舫さんが聴衆の前で話すことは、キレイごとや夢物語ではありません。
国会でこれまで取り組んできたことと重なる部分もあります。
やはり心底、お金に厳しい政治家なんだと痛感します。
国民から預かった税金の重さを誰よりもわかっている政治家なのではないかと思うのです。
都政に向けて、どのような政策を目指すのか具体的な内容は6月20日に発表する予定となっています。
そもそも、6月11日の段階で小池百合子都知事は3期目への出馬の意向も表明していません。
早めに政策を発表して、後出しじゃんけんがお得意な小池さんに被せられたり寄せられたりするのは困るでしょうから、ギリギリに出すことにしたのではないでしょうか。
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最後に蓮舫さんをひたすら批判して叩きたい人たちがよく使うのは、民主党政権時代の事業仕分けの「2位じゃダメなんですか」発言と二重国籍の件です。
「2位じゃダメなんですか」については、わたしも詳しく理解できなかったのだが、スーパーコンピューターの開発に関して、すでにスピードで他国に負けることがほぼ確定しているのに、どうしてもスピードにこだわり続けて研究が頓挫しかねない状況に蓮舫さんが助け舟を出したのに、その部分だけを切り取られて広められたのです。
理系に詳しくないと、議事録を読んでも理解するのは難しいのですが、こちらの要約して説明しているポストがありましたので、貼ります。
ツリーになっているので、最後まで読んでもらうと、事の顛末がよくわかると思います。
京の事業仕分けの議事録を改めて読み直したが、やはりこの件に関しては蓮舫氏が正しい。氏の発言を要約するとこうだ。
— 大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною (@ohnuki_tsuyoshi) June 23, 2020
つぎに二重国籍の問題ですが、これについては蓮舫さんは自分の記憶の曖昧さや手続きの不備も含めて謝罪をして説明しています。
すでに解決済であり、国籍について批判するのは差別です。
国籍問題をいつまでも誹謗中傷のネタとして言い続ける人たちには辟易します。
蓮舫さんは、都政への挑戦を決意して表明して以来、都内で様々な視察を始めています。
そのひとつひとつの行動が、すでに問題に光を当てていると思います。
都庁の足元で今何が起きているのか、しっかりとこの目で確かめながら七夕を迎えようではありませんか。
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