夜の作文 〜デレク•ジャーマンについて〜

夜の作文 〜デレク•ジャーマンについて〜

デレク•ジャーマンのことが気になっている。どう気になっているのかは自分でも判然としない。

青いフィルムに音だけの映画や彼の作った庭、それからインタビューに答える彼の着ている服、そういった物たちが僕を魅了しているのだ。

理解しないけれども 美しさが そこにはある。

彼のことを僕に教えてくれたのは、映画監督の矢崎仁司さんだったと思う。

自分は愛についての映画を撮っているつもりでいたけど、デレク•ジャーマンの映画を映画館で観たらスクリーンから愛が放出されているようだったと語っていた矢崎監督の言葉と共に僕の中にデレク•ジャーマンという人が不思議な居場所を得ていたのかもしれない。

ふいに思い出し、ここ数日彼の作品に触れ直し、彼の日記、Modern Natureを読んでみようと注文した。

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