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『菜根譚』その②
後編
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林の中に聞こえる松風の響きや、岩の間を流れる泉の声は、心静かに聴き入ると、天地自然の妙なる音楽であることがわかる。また、野末にたなびくかすみや、澄んだ水の中に映る雲の影は、心のどかに見入ると、天地自然の最上の絵画であることがわかる。
自然に接すると教わることも多いのですが、自然は教えようとはしてません。天地自然は最上の芸術作品ですが、その作品に込められた意図はなさそうです。もしそうであるなら、天地自然がどう見えるかは、それを見る人間の感性次第になるので。そうすると、天地自然とは、、、、。結局何なのでしょうか。う〜ん。わからないけれど。わからないことも含めて、天地自然の芸術性かも知れません。
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