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『言志四録』 3巻『言志晩録』

 『言志晩録』は佐藤一斎が、67歳から78歳の頃までに書いた文章です。年齢的に人生の集大成についての話や健康等の話も多くなってます。

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   道を求めるには一所懸命でなければならないが、急ぎあせることはよくない。一所懸命であれば、道の深奥まで至りきわむることができるが、急ぎあせることは無理することである。道の深奥に至りきわむることは誠の道であり、無理することは偽りの道である。

『言志晩録』

 佐藤一斎が言ってる意味は、とてつもなく深いことだと思いますが。とりあえず、無理せず着実にやっていれば、いつかはどこかにたどり着くと受け取りました。



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