公教育に新しい風を!実況レポート:0ゼロ(動機)
公教育に新しい風を入れたいなぁと思っています。
そう思った経緯を記録。
夫婦それぞれの経験から思ったこと
私の旦那さん、
中学校にはほとんど行っていません。
通学したのは中1の1学期までで、
そこから登校できなくなったそう。
理由はともあれ
学校に行けなくなり、
かなり努力して高校から復帰。
要するに、旦那さんは
中学校のシステムが合わなかった。
学ぶ意欲はあったらしい。
けれど、学校以外の学ぶ場がなかったって。
結局中3のときに家庭教師を雇って
ようやく受験して進学。
彼は登校拒否期間中に自分の人生と向き合い、
父親の職業を自分もやると決意。
その後、20代で1級建築士の資格を取得しました。
(そもそも難しい試験だし、20代の合格は珍しい)
今も1級建築士として活躍しています。
かっこいい。
一方、私の経験。
まだ独立して間もない頃、
私は塾講師として働いていたことがあります。
個人対応の塾で、
勉強が苦手な子が多いかなという印象。
(学校での全体授業についていけない子も多い)
私の専攻は英語(関西の外国語大学卒)。
だけど、先生が足りないということで
小、中学校の5科目は担当。
その経験で思ったこと。
学ぶって本来楽しい。
のに、ここに来る生徒は
劣等感だらけ。
いわゆる問題児(思春期が激しいとかね)も多いけど
私の授業ではやる気を出せる子も多い(らしい)。
でも、私は英語しか専攻してなかったので
他の教科に関してはド素人。
だから、一緒に回答をみて
一緒にそういうことか!と納得して理解した。
このスタイルが良かったのか、
できるようになることに楽しさを覚えて
どんどん成績を上げていく子がたくさんいた。
『学校で付けてくる劣等感、いらないじゃん』
が強烈に残った。
そんな旦那さんと私の経験を合わせて思ったことが
『今の教育スタイルの1択って、選択肢少なくね?』
ということ。
選択肢が少ないというか、選択肢ないじゃん。
旦那さんのように
学びたいけれど、学校という場所が無理とか
私の生徒のように
学ぶペースや方法を変えてくれって子もいる。
ってか、そもそも
生活の大部分を過ごす学校で
劣等感を抱えながら生きる辛さって…
この劣等感が生まれるのは
学校の先生のせいではなくて
今の日本の教育システムだよなぁって思ったわけです。
オルタナティブスクールではなくて。
教育に選択肢を!というのが私の動機なわけだけれど、
オルタナティブスクールを作りたいかといったら
私はそうではなくて。
“オルタナティブ” とは
“もうひとつの選択” “代わりとなるもの”。
オルタナティブスクールとは
今の教育の代わりとなる学校の意。
オルタナティブスクールを作るのも
とても魅力的でした。
海外諸国の教育方針を中心にしたりも素敵。
(モンテッソーリとかイエナプランとかシュタイナーとか)
だけど、いろいろとそれぞれ規約がある。
(海外研修を○ヵ月して、
本部からOKが出た人しか教鞭をとれないとか)
子育て真っ最中の私がそれをする?
正直余裕ない。
どこから手をつければいいのか
途方もない。
途方もなさるぎてワクワクしない。
誰かがこの地域で
立ち上げてくれるのを待つだけなのも
待ちきれない。
そもそも、
例えば小学校でオルタナティブスクールに行き
そのあとの公立中学校に戻った時のギャップに
耐えられるのか?
…であれば、小学校~高校くらいまで
全部一貫したスクールに通わせた方が良いのでは?
そんな学校、どこにある?
東京?
東京で子育て…?
田舎で育てたいな…
てか、きっと私立だろうな。
私立で子ども2人、小学校から高校って…
下手すれば大学まで私立…
時間とお金大丈夫かなぁ?!?!?!
…と無限負のループ!!!!
さすがの私でも全然ワクワクできなかった!笑
で、ふと思ったわけですよ。
私が働いていた塾でも
専門性がない私の授業が人気だったし、
本来の授業形式とはかけ離れた方法だったけれど
実際成績も上がってた。
ってことは、
公立学校でも工夫次第でいくらでも
子どもを活かせる教育ができるのでは…???
…はっ!!!!!!
公立学校の質を上げればいいんだ…!!!!
その上で、他の教育方針が好きな人は
そっちを選べばいいわけで、
それこそが私が理想とする教育の形だ!!!!
…と、公立学校の質を上げることを目的としたい
私の活動方針が決まったわけです。
現在の公立校に喧嘩を売りたいわけではない
あくまでも。
現在の公学校をぶっ壊したいわけではなく、
質を上げたいだけです。
喧嘩を売るつもりもない。
今の教育システムが合っている子もいるのは確かだし。
そもそも教育の選択肢を増やしたいので
選択肢を減らすようなことは目指していません。
今の公学校も選択のひとつだからね。
でも、今の公学校のシステムは古くて、
戦後から2020年までほとんど変わって無いって…
それって、逆にすごくない?!
というレベルで変わっていない。
初任給が20年前と今と
ほとんど変わってないよりもすごいレベルで
変わってない。
それをどうにかしようよ!というね。
教育の遅れは
就職率やら離職率やらの数字を見れば一目瞭然で、
今は戦後とはまるっきり違う。
国際的にも差が如実で、
国的にも「ヤバイ!」ということで
2020年から文科省は
アクティブラーニングに振り切った方針を出したけれど、
それすら現場にお任せって…
先生がかわいそうだわ。
国の方針はアクティブラーニング。
その方法を知っていて
なおかつ既に実践している人たちがいる。
それが、
国の認定を受けたオルタナティブスクールだったり
通知表とチャイムを廃止した公学校だったり。
それを全国の公学校の標準にしたい。
先生たちもすべてにおいてプロではない。
農業なら農業のプロの農家さんに教わるのがベストだし
経済ならその道の専門家に習うのがベストだし
大工ならプロである大工さんに教わるのがベストだし。
だから、教員免許を持つ人だけが
教育に関わる時代も終わったと思っている。
教育の立場も資格も、垣根も取っ払うこと。
『教育は先生の分野で私は外野。先生にお任せ』
ではなくて、
それぞれが子どもたちに関わっていく姿勢がいいな。
その関わりが地域との繋がりになり
社会へ還元されるダイレクトな道にもなる。
それができるベースは国が整えてくれた。
だから、
“公学校へ新しい風を吹かせたい”
になった。
実際の進行状況をレポート配信
で、実際に公学校へアプローチしてくわけですが、
どこで誰にどのように話をしたら
どうなってこうなってああなって…
を配信したいと思っています。
前例があれば、他でも動きやすいし!
具体的には、
公教育を変えたい!何とかしてくれ!
とだけ訴えても
行政は何もできません。
私が行政担当だったら
その主訴だと何も動けない。
必要なのは、行政へも具体的に
○○の現状がこうだから、
そこをこう変更してほしい、
そうすれば▽▽の問題が解決され
◇◇のような効果が期待できる。
…といったような
プレゼン営業の必要性がある。
それを形にして、
どこの地域だろうが誰が持っていこうが
行政がすぐに動ける
最強プレゼン虎の巻を作れたら!
と思っております。
ふうぅぅぅっぅ、楽しそう!!!
0(ゼロ)を1(イチ)にするのが
大変なんだけれど、
私はその工程が大好きなのです!!!!
何かを生み出すのが好き♡
この私の“好き”が
どこかの誰かのお役に立てればと思っております。
そんな風にして生きられて、
子どもたちみんなが
そのまんまのびのび育てる教育ができたら
文句なしの満足人生です。
幸せすぎるわ。
全ての子どもがそのまんまで良くて、
見守る大人と社会とシステムが変わるとき。
やっちゃえ、宮下。
入れ知恵大歓迎♡
よろしくお願いします♡
Laivessere 主宰
Lyhyk こと 宮下愛
お問い合わせ、入れ知恵はこちらまで♡
https://laivessere.com/
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