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語彙力不足を解消したい人向けの本

購入目的

就活くらいから、会話をしている際に「言葉が出てこない」現象に遭遇する。脳より先に口が動いている感覚。文章を書いている時はそう言った感覚にはならず、話している時だけ。単純に私の語彙力不足、クロック数低下が原因と認識しているのですが、脳内の言語メモリから語彙を引き出す際に遅延が発生しているので、ここを改善する取り組みが気になった。

感想

ここ最近で購入した本の中では最も自分にマッチしている。
本の構成が当初、自分のような語彙力不足人間がテーマであり、そこから徐々にビジネスへと昇華されていく。

何より登場人物が温かい。つまり「褒められている」「安心感を纏いながら」本を読み進められるのだ。

ビジネスに関する重要なことが山ほど書いてある気がしたので、仕事で辛くなったときにもう一度読み返そうかなと思っている。(今は学生ニートなので)

目次を眺めるだけでもかなり有効だと思う。

結論

「第三者視点で他人の行動に関する実況中継をやれ」

話に詰まらないトレーニング

簡単にどんな人に各トレーニングが向いているかをカテゴライズしてみた。
個人的にですが。

・街中の風景を実況中継する
→ 見たものを脳を介して発信することが苦手な人向け
→  脳内で文章を構成する際に詰まる
→  えーっと、あのー、が多い人向け

・「やばい」「すごい」「おもろい」禁止
→ 特定の形容詞を多用して、具体的な形容詞を発せない人向け
→  脳から形容詞、動詞を取り出せない

・30秒で語彙を10個列挙するトレーニング
→ 固有名詞が出てこない人向け

一番上の実況中継トレーニングは下二つのターゲット層も包含している気がする。

質の高い話をするトレーニング

実況中継を行うと良いという話があった。

実況中継でも自分視点、他者視点の二種類に分けられますが、他者視点での実況を行うと良い。

他人の行動を行動心理に基づいて実況する。

実況「オスナ選手は打席に立ちながら二塁の方を見てますね」
実況「山田の盗塁を意識しているのでしょうか」
解説「木下はオスナの様子を見ながら山田の盗塁を警戒しますよねー」

野球中継でありがちな心理実況を行うことで、他者視点・客観性を獲得できるのです。

他にも以下のトレーニングが有効とのこと。(メモ)


・33個の案を着想する
・人とは違った視点で物事を見る為に「AAをBBという考え方」を実践する

→ BBを33個浮かべて、AAの特性を分析する。

・主張する時は1つの主張と3つの要点にまとめる

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