てんや真鯛ロッド
一去年の中泊への遠征前に購入したジギングロッドから2ヶ月。
新しく春に向けてロッドとリールを購入した。
一つてんやに挑戦したい
春から手前船頭で海に出る予定なので頭の中では色々と想像でき楽しく、餌釣りは基本したことが無いのだが、一つてんや真鯛に興味があり新製品も出るようなのでネットで情報収集していた。
まだ、一度も出たことのない海、ポイントも釣れる魚種なども全く分からない。ボートの進水式は春頃なので桜鯛かと考えているとタイラバじゃなく一つてんやで狙いたくなった。
水深はおよそ60メートル前後だろうかと、
海図で調べて見ると意外と浅いところが多い。操船に慣れるまではたくさんある島周りのポイント探しになりそうだけど・・・
とにかく、釣りをしたこと、海に出たことも無いのだから、興味津々なのと少しだけ恐怖感もある。
ロッドの流用
一つてんや用のロッドを調べていると、持っているロッドで流用できないかと思ってしまう。てんやロッドのティップは柔らかいのだろうけど、それでも使うてんやが5−10号と仮定して、バスと違いシンカーの負荷は大きい。フルキャストするのでは無いのでバスロッドやエギロッドに表記されているウエイトをそのまま適用する必要はないのだけど、持っているタイラバロッドのティップを触りながら他のロッドと比較していく。
バスロッドではグリップが短いので脇に挟んでのリーリングは行えないので、少しグリップが長いエギングロッドの方が良さそうに思う。
使えそうだと思えたロッドがヤマガブランクスのエギングロッド84Mだった。ティップの張りは少し気になるが重めのてんやなら使えそうに思った。
それでも専用ロッドがどんなものなのかと釣具屋へ行ったのが金曜日。一つてんやは人気がないのだろうか?店員に聞いたが在庫にあったのは安物のロッドが数本だった。やはりタイラバのように擬似餌を使う釣りの方がトレンドなのか、安価なものではあるが一応ティップの曲がりだけ確認して帰った。
タイラバでの経験上、60グラムぐらいでは潮に流され思うように底が取れないことが多かったが、一つてんやの情報を検索すると10号(約37.5グラム)までのてんやを用いている内容が多いことを知った。
この重さでどれくらいの水深まで底を明確に感じることができるのかが疑問。自分はやはり15号ぐらいを基本にしたいと考えた。
メーカーのサイトには多くのモデルやサイズの一つてんやロッドが並んでいる。ロッドの長さは2.4メートルぐらいがスタンダードなようだった。
当初はスピニングロッドで検討していたが、15号ぐらいのてんやを使用するなら先に書いたエギングロッドを使用することができると思い、それならば一つてんや用のロッドよりもタイラバロッドを新しく購入しようかと悩み始めた。理由は使用中のタイラバロッドのウエイトマックスが100グラムだからである。80グラムぐらいのタイラバを巻くと抵抗が大きくロッドが負けているように思えていた。
メーカーサイトも最近はよりヘビーなタイラバ用のロッドが増えたようにも感じた。
できればマックス180グラムぐらいまでをカバーできるものが良いのではないかと思った。
一つてんやはエギロッドで行い、タイラバを2本立てで持てば大体の水深をカバーできることになる。
そこからタイラバロッドの物色が始まるのだが、結果的にそこまで硬いロッドならジギングロッドを流用すれば良いのでは無いかという答えに辿り着いた。しかしながら、ロッドと並行して見ていたリールにスイッチが入ってしまった。
リールを買う
タイラバなんてと言うと語弊があるが、
リールは特に拘らず、落として巻いてこれれば良いと思っていたのでタイラバには、
Abu Salty Stage Revo SJを使用していた。
ラインのキャパだけでそんなに特別なリールを持たなくて充分に楽しめる。
ソルト対応であればバス用のリールでも十分。
しかし、ライトジギング用に使用しているコンクエストCTのカウンターとフォールレバーの有効性を感じ、タイラバ用にもフォールレバーが欲しいと感じ、エンゲツプレミアム151HGをロッドを決める前にポチってしまった。
自重は250グラムと軽くはないが、コンクエストから比べると十分軽いし、何よりレベルワインドが連動してくれる点とフォールレバーでスピードコントロールできるところが気に入った。
ロッド選択は振り出しへ
スピニングの一つてんやロッドを買うつもりがベイトリールへと変わってしまった。
物欲は止まらず、やはり専用ロッドが欲しい。
製品の確認もせずにネットだけで決めるには無理があるので、
一度、整理することにした。
3号までの、一つてんや=多分やらない
4号から15号の一つてんや=エギロッドかバスロッドの流用
80グラムまでのタイラバ=タイラバロッドあり
100グラム以上のタイラバ=ライトジギングロッド
こうして見るとロッドは新たに購入する必要が無いかと思えたのですが、
ネットではスピニング推し、メーカーサイトではベイト推しの用に感じた。
軽量な一つてんやをスピニングで操るのは容易であっても、アクション、巻き上げ、そしてフォール中のバイトタイミング時にスピニングでサミングを行うよりフォールレバーでスピードをコントロールできる方が分があるのでは無いかと思える。そしてスピニングリールで重いてんやをリトリーブするよりもベイトリールの方が気持ち良いし、フォールスピードをコントロールできるのでベイトの方が良いと思えた。
今度はスピニングではなくベイトロッドの一つてんやロッドを探し始め、最終的に「がまかつ ラグゼ 桜幻 鯛てんや B76XH」を購入することにした。
7.6フィートの長さで重量110グラム。
てんやウエイトも5−25号とヘビーバーサタイルと思える。
特筆すべき点は自重110グラム。7.6フィートありながらベイトロッドでかなりの軽量だ。先に買ったエンゲツプレミアムとエンゲツとの差20グラム程度をカバーすることになる。
1/25 会社から戻り指定した18時過ぎに先にロッドが届き、その後にリールも届いた。
ロッドを開封して最初に思ったのは「軽い」7.6フィートとは思えない軽さだった。カタログ値で110グラムの軽量なことがこのロッドを選んだ理由の一つだったので満足。ティップを曲げて見ると想像していたよりも遥かに張りがあり硬い印象。ラインを通していないので重りで負荷はかけていないが、この硬さなら当初考えていたえぎロッドがMパワーぐらいのように思う。てんやMAX25号(94グラム)を扱うためにはこれぐらい硬くなければロッドが負けてしまうのだろうと感じた。
もし軽いてんやを使用したい時はエギロッドを使用すれば、ほとんどのウエイトをカバーできることになった。
リールに関しては、細糸を使いたく、カウンター付きで軽量なものと思って購入したので差し当たって特別なところはないが、フォールレバーを締めてハンドルを回すと明らかに抵抗を感じる。これは、コンクエストCTでは感じなかったことだが、ラインを巻いてウエイトをかけてフォールレバーを調整してから再度確認したいと思う。
当初の考えからは、かなり変わってしまったが、この組み合わせで早く釣りに出かけたい。
使用ライン
SHIMANO TANATORU 8 PE 0.6 x 300m + Nylon 10lb x 50m(下巻き) 予定
気になるロッド
今回の購入過程で他に気になったロッド
・シマノ 炎月 XR FS-B68MH/LEFT(自重152グラムと重い)
・ダイワ 紅牙 EX N611MLB TG
・ダイワ 紅牙 EX N68HB-SMT
(いずれもウエイト200グラムまでとスーパーバーサタイルに思う。自重も軽い。)
・ダイワ 紅牙 AIR N69HB-MT/N
・がまかつ LUXXE 桜幻 鯛ラバーR B60M-solid.F
(自重109グラム ウエイトマックス180グラム・グリップジョイント◎)
どのロッドも、使用中のロッドアクションよりも硬いもので200グラムを視野に2本でフルカバーできるようにと考えている。
そう思っているので、今日の負けポジをスクエアに戻したら、何れかを購入すると思います。
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