「月曜日に会いたい人」ってどんな人?
「月曜日に会いたい人」と言われてどんな人が浮かびますか?
学生さんならクラスメートや先生。
お仕事をしている人なら同僚や上司、お客さんという方もいるかもしれません。
「日常をちょっとだけ豊かにしてくれる人」と言い換えることもできるかもしれませんね。
本当にちょっとだけでいいんです。
日常って地続きなので、まぁまぁいい日もあれば、何をやってもとことんダメな日もあるじゃないですか。それでも、ふと誰かの顔が思い浮かんだ時に、「休日もいいけれども、まぁ、平日も悪くないかもね」と、ふと思えるような人がひとりでも増えたらいいのになー、と常々思っています。
どうですか?
どなたか顔が浮かびましたか?
この記事では、そんな「月曜日に会いたい人」を増やして、日常をちょっとだけハッピーにしていく方法を一緒に考えていきたいと思います。
家族とアイドルのあいだ
まず「月曜日に会いたい人とは、家族とアイドルのあいだにいる人」と定義してみます。なんのこっちゃですね笑
こちらの図をどうぞ。
人間関係とは複雑で一概には括れないものだとは思いますが、ひとまず例として捉えてください。
縦軸に「頻度」=会う回数
横軸に「距離」=関係性の近さ(心理的な距離も含む)
と設定してみます。
多くの方々にとって、親子関係や夫婦関係などの家族は、<頻度が高く+距離が近い>となります。毎日会える親しい存在です。
一方で、アイドルやミュージシャン、尊敬する大先輩は会える頻度が高くありません。<頻度が低く+距離が遠い>となります。たまにしか会えない尊い存在。
ほか、<頻度が低く+距離が近い>には、人によっては長期休みごとに会える親戚が当てはまるかもしれません。図でいうと左下ですね。
<頻度が高く+距離が遠い>はなかなか思い浮かばなかったんですが、信心深い方にとっての神仏の存在や、毎日ご先祖様に手を合わせる方がこれにあたるかもしれません。図では右上です。
図のどこに位置する人が大切かというわけではなく、どの人も人生に潤いを与えてくれる大切な存在だと思うんです。
毎日会える家族も大切。いつか会いたいアイドルも心の支えになってくれます。
どちらか一方だけでもありがたいし、どちらもいるよという方はもっと素晴らしいですね。潤いのある素敵な人生です。
その上で、家族とアイドル以外に、その間を埋めてくれる存在がいたら最高じゃないですか!?
家族ほど頻繁ではない。
アイドルほど遠くもない。
普通の日常をちょっとだけ豊かにしてくれる人。
そんな方を「月曜日に会いたい人」と定義してみました。
誰かにとっての「月曜日に会いたい人」
具体的にはどんな人でしょうか?
「月曜日に会いたい人ってどんな人?」を知人に聞いた時の答えをいくつかご紹介します。
共通の趣味がある友人っていいですよね!
「あのドラマ見た!?」とか「新曲最高だよね!」など心が通じ合える瞬間です。
何なら、何かを見て感動して「あいつにこの話したいなー」と思った瞬間から月曜日が始まっているのかもしれません。
こちらも友人ですが、楽しそうに生活している姿に影響を受けるパターンです。
これも最高ですよねー。自分とは違う視点を持っているからこそ刺激を受けて、話してよかったなと思える大切な存在です。
こちらはお子さんが小学校に通われているお母さんから。
普段はあいさつをするだけの関係ですが、その「おはようございます」こそが素敵な月曜日の始まりなんでしょうね。たった一言が「子どもがお世話になっています」であり、「いつもありがとうございます」になっているのかもしれません。
こちらは知り合いですらないパターンです。
朝だからちょっとまだ眠い時間帯なんでしょうね。出勤に急ぐ道すがら、早朝から働く姿に元気をもらう。あいさつを交わすわけでもないのに、人のがんばる姿を見て、自分もがんばろう!と思い直す時間です。
昔、缶コーヒーのCMでやっていたキャッチコピー「世界は誰かの仕事でできている」を思い出しました。
人間の関係っていいなーと思える素敵なエピソードですね。
あなただって「月曜日に会いたい人」になれる
4例ご紹介しましたが、いかがでしょうか?
気の合う友人はもちろん最高。確実に日常を豊かにしてくれます。
一方で、あいさつをするだけの関係の人も、さらに言うと、あいさつすらしない関係の人だって「月曜日に会いたい人」になれるということが分かりました。
つまり、老若男女関係なく、誰だって「月曜日に会いたい人」になれると僕は思うんです。
職業や性格も一切関係ないです。
もしかしたら、もはやこの現代に生きているかどうかすらも関係ないかもしれません。
つまり、
今この瞬間、あなただって誰かにとっての「月曜日に会いたい人」かもしれません。
「月曜日に会いたい人」をふやすには?
ここまで「月曜日に会いたい人」が日常をちょっと豊かにしてくれること。
そして、誰だって(あなただって!)「月曜日に会いたい人」になれることが分かってきました。
増えれば増えるほどハッピーな社会になりそうので、どんどん増えてほしいなと心から願っています。
でも、増やすためには大きな問題があります。
我こそが「月曜日に会いたい人」だーっ!!と大きな声で宣言しても、きっと自分は「月曜日に会いたい人」に違いない!と強く願っても、残念ながら認められないということです。
「会いたい」かどうかは自分で決める問題ではなく、相手がそう思ってくれて初めて成立するもの。
それでは、どうしたら増えるのか?
世の中に確実に一人増えるアイデアを考えてみました。
それは、こんな魔法の言葉、
「今度、写真撮ってもいいですか?」
です。
僕は今、
【 #月曜日に会いたい人 】
というハッシュタグをみんなで使いたいなーと思っています。
誰でもなれるなら、みんなで勝手に認定しちゃいましょう。
資格も何も必要ありません。
写真を1枚撮る。もしくは、過去に撮った素敵な写真を引っ張り出してきて、各種SNSでハッシュタグをつけて投稿する。それだけで「月曜日に会いたい人」が世の中に一人増えます!
記事の途中に出てくる写真をぜひ見返してください。
写っているのは現役の学校の先生や、先生を支援する活動を本気でやっている方たちです。
笑顔の写真もたくさん撮ったんですが、「今後の学校教育はどうしたらもっと面白くなるのか?」と悩んでいる横顔を主にピックアップしてみました。
誰かのために本気で悩んでいる表情ってかっこよくないですか?
児童・生徒たちや、所属する先生たちを思い浮かべながら悩む姿は、間違いなく僕にとっての「月曜日に会いたい人」であると言えます。
僕は個人的に学校教育に興味があるので、全国の学校の先生を撮影して、「月曜日に会いたい人」の認定をどんどんしていくつもりです。
まずは僕自身が全ての先生の日々の努力に感謝して、その先生たちが子どもたちのことを認めて、その子どもたちが大人になったらほんのちょっと素敵な世の中になっていくかもしれない。そんなことを本気で思っています。
冒頭に戻って、改めて伺います。
「月曜日に会いたい人」と言われてどんな人が浮かびますか?
もしも具体的な誰かの顔が浮かんだとしたら(そして、その方と奇跡的に連絡を取れる関係なら!)一緒に写真を撮りませんか?
…というのが今回のご提案です。
(そんな写真展を小学生と一緒に作る企画が立ち上がっていますが、それはまた今度お伝えします)
でも、
写真が難しかったら、例えばメールやお手紙でもいいと思うんです。
こんな風に認めてもらったら、誰だってめちゃくちゃ嬉しいですよね?
お互いがお互いを認め合う社会に小さな一票を投じるつもりで、ぜひやってみてくださいー!
この活動はまだ始まったばかりです。
私にとっての「月曜日に会いたい人」はこんな人
思い浮かんだら教えて下さいね。
それでは、良い月曜日をー!!!
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