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映画ジュラシックワールドが好きな理由

https://www.jurassicworld.jp/


2年待った!!!
3部作の最終シリーズ。2020年夏の予定が昨今の状況で2022年に延期。
初日に観てきました!4DX3Dで!

予告を発見した日からカレンダーにシルシをつけて、有給休暇もさっさと取得して思い出すたびワクワク。
ちょっと辛いことがあっても「7月29日までは絶対耐える!」と原動力になっていたほど🦖🦕

伝わるかなぁこのワクワク。


具体的にどこが好きなんだろうかと、理由をあまり自覚していなかったのでこれを機会に分解してみました。


単に恐竜がでてきてグワァー!ドゥワー!ってする映画じゃぁないですよ笑

以下、最新作「新たなる支配者」の一部ネタバレを含む可能性があります。結末は書きませんが映画の内容に触れますので、これから楽しみに鑑賞される方はご注意ください〜。



①見たこともない世界

カエル以外の全ての動物、生き物にワクワクするわたしですから、恐竜にときめかないはずはありません。
しかも現代は既に絶滅していて日常では見られない…それが映画の中で会える!あぁステキ!動いてる、生きてる(ように見える)!

夢のような世界が映画だからこそ実現されていて、わたしもスクリーンの中にいるかのように体験できる。
夢がありますよね、ロマンですよね。

そしてほんのちょっとだけ「これは現実でも起こり得るかもしれない」という、なんともいえない期待というか恐怖というか可能性というか…だから全くの非現実ではなく、現実との狭間でぶらぶら居られる映画だなぁと思います。

②主人公が死なない

映画の中には幾度となく危険でもう絶体絶命みたいなシーンがいくつも。でもわかってる、ジュラシックワールドの主人公は絶対死なない。
だから死んだらどうしようとか、死んで悲しい思いをせずに済むことが始めからわかっているので、心のどこかで安心して観ていられる。

ハッピーエンドがどうかはさておき、応援している主人公が死なないのは映画として大好き。


③想いが最強で希望を捨てない

絶体絶命やん!って場面でもジョークが出るし、決して諦めない。
水の中であろうと炎のにつつまれようとも、脱出することを1秒とも諦めない。客観的に見ると「いやもうこれは食べられるやろ」って場面でも主人公たちは生き抜く覚悟を決めて動く。

結果的に偶然が重なり危機一髪!
こういう諦めない想いを持つ人が起こす軌跡は結構あちこちで起こっていると思っている。
それがあまりにもデフォルメされて恐竜に対比されているあたりが刺激的。


④悪者が必ず成敗される

これも世の中の摂理というか、愛と光に包まれた結論がちゃんと用意されていて清々しい。
ここまでハッキリと正義が勝って悪者が負ける映画も珍しい。

あ、いや、恐竜を世に生み出すこと自体がどうなん?ってところはこの映画が始まったそもそもの根っこではありますが…。


⑤圧倒的な失敗と答えのない世界

先ほど書いたように、恐竜を世に生み出すこと自体…ってところ、ロマンだけで実現させてもいけないけれど、そのDNAの研究が地球自体の発展に活かされるなら選択肢としてありなのか、でも自然の生態系を人類が変えていいのか、だけど生まれてきた恐竜の無垢な目を見ると、命の素晴らしさを感じるし…結局はこれが良いのか悪いのか、結論の出ない映画です。

でも、結論を出さずに生きていく力、ネガティブケイパビリティが必要な映画だし、世の中にも必要なことだなぁと思うわけです。
今回の最終作も、混沌とVUCAの中で生きていく強さが描かれていたように思います。

エンタメ施設を作ったこと自体は…経済的にもビジネス戦略的にも失敗に終わっていますが、それをそのままで終わらせないあたりにわたしは「希望」を感じます。

失敗って、その瞬間はそう思うかもしれないけれど、時間軸の中で諦めず逃げ出さず耐え抜きながら真理に向かって生きていけば、それは失敗ではない。そんな気持ちにさせてくれます。


あぁ…ジュラシックワールドが終わってしまった!笑

あと何回観に行こうかな!

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