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旅とキャリアとシンプルライフ

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「旅とキャリアとシンプルライフ」視点の日記やエッセイです。
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#不妊治療

aicoの自己紹介

会社員としてのキャリア 愛媛生まれ愛媛育ち、就職も愛媛のとある旅行社でした。が、世の中の流れの波に乗りながら、会社が合併とか吸収とかされながら、なぜか大阪に異動、大阪でオットと出会い(職場ではない)結婚し、2人で同時期に東京異動になり今に至る。 会社員歴20年の間、1度も退職していませんが、会社名が5回変わり、気がつけば旅行社から航空会社に吸収され、東京で航空会社の社員で働いています(もう会社名は変わらないだろうと思っている)。 20年前には自分が東京の航空会社で働いて

私は不妊治療中だけど、赤ちゃんを見るのは嬉しいし、妊娠の報告もして欲しい。

のっけから、タイトルと違う話からさせて欲しい。 映画「最強のふたり」を観たことはあるだろうか? ものすごーく簡単に説明すると、脊椎損傷で首から下が不自由な富豪のフィリップと、ひょんなことから彼を介護することになった貧困層の移民ドリスとの交流を描いた実話の映画だ。   ドリスが超おもしろい。例えば、チョコを食べているドリスを見てフィリップが「うまそうだね、俺にもくれ」と言ったら、ドリスは「嫌だよ。このチョコは健常者用なんだよ!バーカ」って返す。  もはやブラックジョークでは

不妊治療のための休職を全社員に公表した理由

弊社では異動や退職、休職する際の最終出社日に、全社員に向けてご挨拶メールを送るのが慣例になっている。 後任者の案内をする意味合いが強いので、休職の理由にわざわざフォーカスする必要もないのだが、わたしは敢えて不妊治療による休職だということを自分なりの考え方も加えて全社員に向けてメールを送信した。 メールを送る前、「なぜ会社メールでプライベートを晒すのか?」「病気や経済的な理由で妊活したくてもできない人の事を思いやれないのか?」という声が出るかもしれないと推測した。 1つの考え

休職して半年経った今の過ごし方

妊活休暇を取得して半年が経った。 望むような成果は得ていないけど、妊活とはそんなものだ。 とはいえ貴重な休暇時間なので、この半年を振り返ってみた。 ◾オット、無職に 昨年末でオットは勤めることを辞めた。わたしも休職中なので毎月安定した収入がなくなる選択をあえてした。 彼には納得のいく選択をして生きて欲しいと思っている。 Macbookとともに、場所と時間にとらわれない働き方を模索している彼を応援しようじゃないか。いざとなればどうかなるよ。 ◾夜9時までに就寝 ここ1ヶ月

30才の誕生日に卵子凍結しよう

そんなキャッチコピーが当たり前の未来になればいいなと思う。 ハタチには成人式があるように、ミソジには採卵式があったらいい。 わたしは医療に関して全くド素人で、採卵のリスクを全て把握しているわけではないが、ヨソジにして不妊治療をしている身から言えることは「採卵は将来の可能性を広げる選択肢」として広く周知されるべきだということ。 人の生き方は多様だ。 やりたいことに年齢は関係ない、という。 しかし、卵子は待ってくれない、のだよ。 わたしが結婚願望ゼロで子どもを産むことを全く

不妊治療と仕事の両立で1番苦労したことと、それに対するラクな気持ちの持ちよう

不妊治療に本格的に取り組むようになってから休職しているのですが、外回りの営業職をしていた頃は不妊治療との両立に限界がきて一時期不妊治療をストップしたことがあります。 1番苦労したことはズバリ 時間調整…!!! もうこれにつきるかなと思います! 苦労した時間調整3つのパターン ①間際の予定が定まらない 特に採卵周期は、今日診察してみないと次回の診察日が定まらないことがあるんですよね。先生から「そうだねぇ…注射して、明後日もう1度来ていただけますか?」と言われることもザ