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旅とキャリアとシンプルライフ

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「旅とキャリアとシンプルライフ」視点の日記やエッセイです。
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#書評

aicoの自己紹介

会社員としてのキャリア 愛媛生まれ愛媛育ち、就職も愛媛のとある旅行社でした。が、世の中の流れの波に乗りながら、会社が合併とか吸収とかされながら、なぜか大阪に異動、大阪でオットと出会い(職場ではない)結婚し、2人で同時期に東京異動になり今に至る。 会社員歴20年の間、1度も退職していませんが、会社名が5回変わり、気がつけば旅行社から航空会社に吸収され、東京で航空会社の社員で働いています(もう会社名は変わらないだろうと思っている)。 20年前には自分が東京の航空会社で働いて

読書レビュー 「マーケット感覚を身につけよう」

ふと、タイトルが面白そうで手にとった。 航空・旅行業界のことに触れているのもそうだし、ちきりんさんの著書だということも後押しをした。 本を閉じて1番始めに感じたこと 自分は結局自分でしかない。 自分でしかないから自分にあるモノで価値を見つけ 市場を創造するしかない。 よくあるあるで、既に価値が出ているモノを見ては「自分にはそんな経験がないから無理だ」とか「自分にはそんな資格もないから市場でも信用されない」とか、自分の外部の人の成功を外部から見ながらそんなことを思ってため息

読書レビュー 「滑走路」

これも職業病の一種かなぁと思いながら、この手のタイトルは自然と書棚に手がいってしまう。帯のキャッチを読んで衝動買いをした1冊。 3人の人生が代わる代わる出てくるストーリーだ。 1人は中学生の学級委員長。いじめの標的になっていた幼なじみを助けたことで自分がいじめの標的になってしまう。母子家庭に育つ筋の通った少年。 次の1人は厚生労働省で激務をしている25歳。霞が関に「働き方改革」という文字はないのだろうか、と思ってしまう。 最後の1人は30代後半の女性で切り絵作家。夫と