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北欧LAGOM×片付け〜ちょうどよい暮らしの始め方〜

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幸福度の高い北欧に暮らす人々は自分にとって”ちょうどよい”頃合いを満たすのが上手でした。住空間を整えることは今までの暮らしとモノを見直す人生の棚卸しの様なもの。ハウツーだけでない…
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#lagom

北欧暮らしのLAGOMな収納事情

「lagom」ラゴムこれはスウェーデン語で、多すぎず少なすぎずちょうどよいあんばいと日本語で訳すことができます。 私はこの言葉が大好きで自分のロゴにもしたくらい。 片付け収納インテリアの仕事をしていると北欧訪問先でも日本の住空間と比べたくて、インテリアや引き出しの中、扉の中がどうなっているのか気になるのです。スウェーデンやフィンランドは靴を脱いで家に入る習慣が多く日本の暮らし方にも似ているので参考にできるかも知れません。 その完璧は誰のためでしょう日本で見ず知らずのお宅へ

片付けよう!収納用品を買いに行く前にすること〜成功する片付け〜

よしやろう!片付けをやると決めたら、あなたはまず何をしますか?かつて片付けられない女だった私はモチベーションを上げるために100円ショップへ収納用品を買いに出かけていました。でも立ち上がって手を動かす前に頭の中を整理整頓することで、実は片付けのゴールがグッと近づきます。ここでは成功する片付けのために、片付ける前の頭の中の整理整頓について書いていきます。 片付けは捨てるもの探しではない片付けはモノを捨てるとスッキリするなんて仰る方も多いと思います。確かに一時的にスカッとするか

片付けは何から始めればいいのだろう

片付けを取りかかる時、具体的に何から始めたら良いのか?迷う人もいるのではないでしょうか。だって人は失敗したくないですもんね。前の章では取りかかる「時期・タイミング」について書きましたが今度は「何」から始めれば良いのか書いて見ることにします。 今まで片付け挫折を繰り返した人は・・こんなこと思い当たらない?!✔︎大きな箇所からやっつけたがる ✔︎気づいたら思い出の手紙や写真を見返していた ✔︎家族の所有物から取り掛かってなんでも捨てると文句を言われた 片付けられない女だった私

片付けを一生懸命頑張ってもスッキリしない人へ

一生懸命片付けてもなんだか胸のこの辺がモサモサする・・・。もっとスッキリすると思ったのに。空回りしてるような感覚は何故なんだろう。モノの片付けだけに囚われ過ぎると実は危ない?!落とし穴について書きます。 モノだけ一生懸命片付けても成功しない理由「散らかった家を整えスッキリしたい」そう思ったら手を動かしてモノを片付けていくでしょう。そう考えるのも無理はありません。だからと言ってモノだけ一生懸命片付けても「整わないこと」があります。 なに?!と思った方、ちょっと考えて見てくだ

片付けたい!でも人それぞれラインが違う

「よし、片付けしよう。」言葉は同じでもAさんとBさんはたまたCさんDさん、すべての人が同じ散らかりようで同じ片付けゴールを目指しているのでしょうか?!片付けにはそれぞれ段階レベルがあることをここでは書いてみます。 わたしの片付けレベルはどのライン?例えば、毎日あれがない、これがないと探し物に翻弄されている。 私のスマホどこへいったんだ!あぁ鍵がなくて家を出られない・・・遅刻か。なんてシチュエーション心当たりがありませんか? 元片付けられない女だった私は、通勤時改札の前でパ

北欧発片付け本「Death Cleaning」を読んで

このゴールデンウイーク期間に積読を制覇しようと手に取ったのがこのスウェーデン発片付け本「人生は手放した数だけ豊かになる」スウェーデン人のマルガリータ・マグヌスセンという80歳をすぎた元デザイナー兼画家の終いじたくのすすめについて書かれた書籍 そもそもこの本を知ったのは2017年、北欧の社会システムを研究している某大学教授から「ニイクラさんこんな本ありますよ、読んで見たらどうですか」と紹介されたことがきっかけでした。 まあ、その本はまだ日本語に翻訳されておらず英語版でしたが