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幸せと不安でたまらない出発前

半年前、婚約しました。

こんなこと言うのちょっと恥ずかしいですが
これまでにない
愛に溢れた毎日を過ごしています。

こんなに幸せな生活から離れてまで
海外に行く意味ってあるの?

この言葉が何度も何度も頭をよぎります。

でも、口に出しちゃいけないような、
そんな気がして気づかぬふりをする毎日。

思い返せば、
私が海外に行きたい思いを抱いたのは
高校3年の冬。

田舎町の古民家カフェで
カンボジアの子どもたちの写真に
心奪われてからのこと。

この写真との出会いが
韓国留学、タイ・カンボジアの1人旅、
そして今回のワーホリへと繋がる
きっかけでした。


そしてついに出発まで1ヶ月を切り、
ぼちぼちパッキングをしながら

日々交わす将来の話で

結婚式はどんなふうにする?
こんな家に住みたい?
子どもは何人欲しい?
どこに旅行したい?

こんな会話が増えてきて、
行く前から着地後の楽しみに溢れています。

そして、それと同じだけ膨らむ不安。

2年間 人生の春休みをする
と決めた時には帰国後のことなど
何も決まっていなかったから

今までずっと誰かのために頑張ってきた
自分へのご褒美期間だから
キャリアのこともぜーんぶおいといて
好きなことしよう!

と思っていたのだけど、
状況は変わって1人の将来じゃなくなり

そうなってくると、やっぱり
帰ってきたときのことが気になって。


何ができるかな
何か持って帰ってこれるのかな
まず帰ってくる場所あるのかな

そんな事を思うと不安ループにはまり…

だからといって行かない選択肢はなくて。

そして、我ながら自分勝手極まりないな
と思いながらもこの不安を彼へ伝えると
返ってきたのは超現実的な答え。

状況が変われば考えも進み方も変わるのに、
変えなければならないこともあるのに、
どの温度で出発すればいいのか見失って
宙ぶらりんだった私に
彼の言葉はグサグサ刺さって、

結果いいムチでした。

昨日までは暇さえあれば
こんな仕事はしたくない候補ばかり
考えていたのに、

今日はどんな仕事がしたいかな、
どんなことが出来るかな、
手芸やインテリアの仕事に就くには
2年で何をすればいいかな

と考えていました。

正直優しい言葉を期待してた私も居たけど、
わたし理解では

出来ることからやりたい事を見つけるのも、
その中でもっとやりたいことを
出来るようになるのも、
この2年間次第だよ。

と言われた気がしています。

胸張って帰ってこれる2年間にして

と言ってくれたのも、
そうだよ、私もそうやって帰って来たい!
と強く思わされました。

やっぱり彼は私を転がす天才か…

2人の将来へ自信持って進めるように
ちょっとでも素敵な女性になって
帰って来たいな。

残り時間はもっと濃い毎日にします。

おわり


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