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オーストラリアに来て3か月、そしてこれからのこと。

こんばんは。

日本を離れてちょうど3か月経ちました。

私にとってメルボルン生活で何が一番大変で辛いことが多かったかというと、仕事探し。そしてそれを続けるということ。


11月29日に日本を出発して

12月中旬バリスタとして働き始める

1月初旬 バリスタを辞める

1月下旬 Retail系の仕事を探すも玉砕

2月上旬 レストランの仕事に就く

2月下旬 コロナの影響によりクビ宣告

(もしご興味あれば先に上記の記事をご覧ください)


そう、やっとの思いで手に入れた仕事をコロナウイルスの影響により来週で失います。

上記の記事を読んで下さった方は感じたかもしれませんが、この3か月はここに来た目標を達成したい思いと上手くいかない現実の間で右往左往していたんです。

そんな時に思い出したのは前職でとてもお世話になった上司が口酸っぱく言っていたBack to Basicという言葉。

やっと突破口が見つかった、何が私をぐらぐらにさせていたのかが見えてきました。
充実した社会人生活を送りながら、それを辞めてまでどうして今ここにいるのか、人生単位で大事にしたいこと、デンマーク留学のためにすることを改めて下記2つの観点で考えてみました。


・オーストラリア、メルボルンに来た理由
・体現していきたい“Lagom”な暮らし


私がまた立ち止まった時に見返すためにも、わがままにしっかり自分の言葉で書きたいと思います。


オーストラリア、メルボルンに来た理由

シンプルに、英語力とお金のためです。

これは来年予定しているデンマーク留学のための費用。

そして北欧に行くとは決めていながらどの国に行くのか決めていなかったのもあり、北欧圏が英語に強いとのことで海外で暮らす最低限の英語は身に着けていきたいとの思いからです。

しかし北欧留学の前に英語圏の国に行きたいと思いながら、なにを基準に選んだらいいのかわからず決められなかったんです。でもこのデンマーク留学を決断したことで、稼げる可能性の高いオーストラリアでのワーホリを決めました。
物価も高いのでリスクはありますが、可能性にかけて渡航。

まさかこんなに仕事探しで苦労するとも知らずに…


体現していきたい“Lagom”な暮らし

Lagomとはスウェーデン語で「多すぎず少なすぎず、ちょうどいい」という意味。いつか読んだ本で見つけた言葉です。

この言葉を見つけたとき「そうだ、私がしていきたいのはこういう暮らしだ」と身体にしみこんでくるような感覚だったことを覚えています。

2年後の2022年4月には着地して、自分の家族を持つ約束があります。仕事大好き人間ではありますが、これからの人生は暮らしをもっと大事にしたいと強く思うようになりました。私たちは出来ることなら子どもを持ちたいと考えているし、暮らしと仕事、どちらも譲れません。

よって仕事ベースの生活から脱するため、大好きだった飲食業を離れることにしました。
衣食住をもうすこし丁寧に過ごす今後に。


このゆずれない2つの軸がありながらどうしようもない現実との間で右往左往しながらここまで来て、どれだけタイミングが悪いと言われても、お金と英語のためにオーストラリアにいるのに家賃分も稼げず消費ばかりしている自分が毎日嫌でたまらなかった。

そしていつの間にかデンマーク留学のためにオーストラリアに来たはずが、今週を生きるために働かなくてはと思うようになっていて。

追い詰められた(自分で追い込んだ)私はもっと何でもいいから出来る仕事はないかと探すようになっていて。とにかくその時は必死だったんですが、その中で出来ないことは出来ない、譲れないものは譲れない、と気づいたわけです。

あえて詳しく書きませんが、人生には知らないほうが幸せなこともある、と知った瞬間もありました。

甘っちょろい考えかもしれませんが自分の中で譲れないもの、自分自身に許したくないことをしてまで稼いだお金でデンマークに行きたいのか?そもそもオーストラリアに来た意味をなせていない、それがこんなにも難しいタイミングで無理にしがみつく必要があるの?と。そしてとことん飲食業には縁?運?のなかったこの3か月。

クビ宣告を受けたときに、もう本命以外での仕事探しをするのは辞めよう、今がそれを決断するタイミングだ、と思いました。  

Back to Basicだよ、何が大切なのかもう一回よく考えて!と確かに聞こえたんです。


学校卒業まであと1か月ほど。そして行き着いた選択肢が

・Retail系の仕事に就く

・オーペア

・帰国

デンマーク渡航を最優先に考えて、この選択肢になりました。卒業までの間にRetail系の仕事か帰国前に数か月しようと思っていたオーペア、どちらにもつけなかった場合は早めの帰国も検討する。

ジャパレスで働いて食いつなぐくらいなら、帰国して貯金・デンマーク語・ハンドメイドに力を入れたい。これが私の考えです。

今必要なことは、オーストラリアにしがみつくことではない。


なので、この1か月を食いつなぐ仕事探しはもうしません。

その代わりに今回のことで気づいたこの点に向き合いたいと思います。

・仕事が見つからない・なくなることで誰からも必要とされていないと感じる結果、必要以上に焦ってしまうこと。  
・1か所に雇われることでしか収入を得られない現状を変えること、まず収入ではなくても誰かの役に立つこと。  
・圧倒的英語力不足に対する取り組み。

目先ではなくもう少し先の大切なことに向けて力を注ぐ、収入がない不安に駆られない自分になる戦い、そんな1か月にします。

スモールステップを褒める、そんな毎日にしたい。

最優先は英語力。もしあと1か月で帰るなら、こんな英語力では帰れない!


また、21歳で海外に出ると決めたときからの目標である、25歳の誕生日を海外で迎えるという目標はこのままいけば達成できる可能性が高いです。そのリミットである4月8日まで、出来る限りを尽くそう。

25歳になった私、この記事をどんな気持ちで読んでいますか?

どうか、納得できる結果になっていますように。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

おしまい◎














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