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自宅の居間が暑かったのとは関係ないけどエアコンの室外機カバーを自作しました #DIY

2021年、夏。
居間が暑かった。自宅の居間が暑かったのだ。
一軒家を中古取得した我が家で迎えた初めての夏、おかしい、妙に暑い。冬の暖房の効き具合からして、エアコンの出力に問題は無いはずだし、壁の断熱性にも問題ないはずである。

とりあえず設定温度を下げ、サーキュレータもぶん回して対応していたが、なんか妙に体感的に暑かったのだ。原因は何だろうか。前述のとおりエアコンと壁の断熱性には問題ないはずだ。主に壁を触ったりしつつウロウロした結果、原因と思しきことが2点あった。

  1. 窓のフレームがめっちゃ熱い(直達光でアチアチになっている)→そこから室温が上がっている

  2. エアコン室外機がめっちゃ日向に設置してありアチアチになっている

なお、よくよく見たら居間のエアコン室外機は家の北側(一日の大半で日陰)に設置してあったので、エアコン室外機説の線は薄くなった。
ならば窓枠アチアチ対策なのだが、それはまた次回。本記事は、庭に設置してあるエアコン室外機(居間ではない部屋のね)がめっちゃ日向にあるのを正直ずっと気にしており、個人的にやる気が出たので室外機カバーを作ったという記録である。

めっちゃ日向に置かれた室外機

さて問題の室外機は↑な感じ。室外機カバーに求める要件は次のとおり。

  • どうせ設置するならそれなりの遮光・断熱性能が欲しい

  • 室外機上の空間を有効活用できるように、上にモノを置けるようにしたい

  • 室外機を傷つけない、保護できるようなものにしたい

  • 希望にハマる市販品があれば買うし、なければ自作

さて、室外機カバー的なものとなると、まず思い浮かべるのは上にアルミシートを張り付ける系の一番簡単なやつである。

こういうやつ

こういうの、確かに遮光・断熱するのだが、実はシート自体がめっちゃアチアチになってしまい、結局そこから熱が伝わってしまうのだ。それなりの断熱性能が欲しければ、カバー部分と室外機本体との間にスペースを空けることは必須である。故に直接貼り付ける系のやつはNGとなる。

次にスノコかなんかを室外機本体とアルミシートとの間に入れてスペース空ける方法が考えられるが、(安い)木材は基本的に脆いし、定期的に塗装しないと雨であっという間にダメになる。室外機本体と接している部分から室外機の変形や塗装の剥がれの発生の懸念もあった。故にNGとなる。

市販のがっちりしたカバーを買うのはどうだろうか。

ホームセンターとかで買えるこういうやつ

そうめちゃめちゃ高いわけでもないしデザインも良いのだが、やはり木製品はメンテナンスに手間がかかるし、けっこう隙間だらけで、そもそもの遮光・断熱性が弱いのだ。故にNGとなる。

そういうわけで自作することにした。近所のカーマ(ホームセンター)に行って材料を物色した結果、今回はアングルを組むことにした。

事前に測っておいた寸法より、長さ90㎝のアングル×8、60㎝のアングル×2、固定用のネジ、天板代わりのネット×2を購入。そして組んだのがこちら。

画像ではネット乗ってない状態ですが……

見てのとおり超簡単な作りで、90㎝アングル×4を脚に、残りの90㎝アングル×4を上の長辺部分に(中央25㎝ほどでネジでつないでいる)、60㎝アングル×2が上の短辺部分となっている。
※重たいものを乗せたいなら補強がいると思います。
これだけだと当然日よけも何もないので、上にシルバーシートを被せてクリップで固定。

皆大好きシルバーシート

完成である。シルバーシートは当然だんだん劣化していくけど、3年くらいは持つはずだし、安いもんなので劣化したらシート部分を交換すればいい。アングルも捨てようと思えば気軽に捨てられる。

意外と簡単に色々やれるアングルDIY、皆さんもどうでしょうか。

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