どういう人でありたいか

度々読み返す本。
悩んだ時に開く本。
好きな言葉が詰まった本。
みなさま、ありますでしょうか？

座右の書、バイブル本は何？
ということについて話す機会がありました。

古くからある有名な自己啓発本や
初めて聞くビジネス書などが挙がるなか、
私が思い浮かんだのが、２つの小説。

①「立場茶屋おりき」今井恵美子　全25巻

さくら舞う　立場茶屋おりき (時代小説文庫)

②「あきない世傳金と銀」高田郁　全13巻 特別巻全2巻

あきない世傳 金と銀 源流篇 (ハルキ文庫 た 19-15 時代小説文庫)

どちらも巻数ありすぎて、
おススメするには適してないのですけど・・・

この２冊、
座右の書だと思ったことはなかったのですが、
私の、こうなりたい、が詰まっている座右の書でした！
という話です。

どちらも女将さんが主人公。
（立場茶屋は旅籠の女将。あきない世傳は呉服屋の女将）

お客さまに喜んでもらえるよう知恵を絞ったり、
手間をかけたり、心配りを忘れなかったり。

一緒に働く家族や仲間への惜しみない愛情、
ご近所とのつながりや、社会貢献。

そして、感謝の心を忘れない
強くて、優しくて、品のある女性。

こういう人でありたい。
そう思って読んでたんですよね。

この「こういう人でありたい」ってすごく大事。
と最近よく思うんです。

目標を立てよう！
ピラティスの良さを伝えるためにSNSをやろう！
次はこの勉強をしよう！

いろいろ読んだり考えたり学んだり、
されていると思います。

どれも必要なことではありますが、
ベースにあってほしいのは、
『私はどういう人でありたいのか』

インストラクターさんは、
みなさんとっても努力家なので、
必死になればなるほど、
その想いを忘れてしまうことも。

私も目の前のことに集中しすぎて、
迷子になること、よくあります。

何したらいいか迷ったら、
いろいろやりすぎて混乱してきたら、
ぜひ、「どういう人でありたいか」を
考えてみてください。

きっともう、みなさんの中にあるはずです。