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ガジェットレビュー:ATEM Mini

ATEM Miniを導入して半年とちょっとが経ちました。

ATEM Miniはいわゆるビデオスイッチャーと呼ばれる装置で、4つのHDMI入力端子と1つのHDMI出力端子、そしてWebカメラ用のUSB出力端子が着いています。

私はPC以外でNintendo SwitchXbox(Series X)でもゲームをします。
あとリモートでカードゲームや手元配信用のWebカメラを使うこともあります。
こういうときPCに繋がってるモニターだけですべてのハードにアクセスできると楽。
ATEM Miniを使えばPCとOBSを起動すればSwitchもXboxもOBSを通してプレイすることができます。要はキャプチャーボード的な用途で使用しています。
最初はHD60Sを使っていたのですが、2種類のゲーム機を頻繁に切り替える以上は入力端子が複数あったほうがなにかと便利ということでATEM Miniを導入することになりました。
というわけでそこそこ使用して良かったところとそうでなかったところをざっくり述べてみようと思います。

ATEM Miniの良かった点

やはりというか、4つの入力端子というのは便利です。
さっき述べたようにコンシューマーゲーム機で2つ、そしてスマホを使ったWebカメラで1つは確実に使います。
2種類のゲーム機を同時に使うようなことはまずないですが、ピクチャーインピクチャー機能を用いて手元を映しながらゲームをしたりといったこともできるようになりました。
現状これでも1つ入力端子が余っています。
仮にゲーム機が増えることがあっても安心です。

あとボタンがいっぱいあって楽しいです。
ガジェットレビューがこんな5歳児みたいな感想でいいのかと言われそうですが、ガジェットがお好きな方ならば光るボタンがいっぱい付いているという部分に少なからず魅力を感じるものかと思います。
こういうのがデスクに置いてあるとテンションあがる。

ATEM Miniの良くなかった点

音声の遅延が度々発生します。
私の環境だとATEM Miniを通して映像をOBS上に出力するのですが、何らかの拍子に音声の遅延が起きるときがあります。
そしてもうひとつ、本機には電源ボタンの類がありません。
再起動を試そうとすると給電ケーブルを引っこ抜くしかない、ということになります。
あと再現性があるのかどうかは不明ですが、OBS上に画面が映らないことがあります。
この場合電源ケーブルを引っこ抜いたりHDMIケーブルを抜き差ししたりするとだいたいOBSに映るようになります。
個人的に不満だった点はこの2点になります。

総評

再三述べている通り2つのゲーム機をすぐに切り替えられるのは便利です。
別に日常的にゲーム機をとっかえひっかえしているわけではないのですが、気持ち的にはゲームのディスクを入れ替えるのが面倒になってディスクレス化が進んでいくのと似たような感じです。
ATEM Miniは性質としてはキャプチャーボードに近いのですが、PCでゲームしながら通話したり、これはあるいはゲームを録画したりといった場面ですごく便利です。
スマホやアプリを併用したWebカメラとしての運用もリモートでカードゲームするときに役立っています。

良くなかった点で述べた遅延については少し引っかかる部分もありますが、総合的にはかなり良い商品だと思います。
というのもビデオスイッチャーといえば高額な商品も多いなかでATEMシリーズは比較的安価で入手できます(Miniはだいたい4万円前後)。
限定的ではありますがピクチャーインピクチャー機能やエフェクトを付けた画面の切り替え、あらかじめ設定したスチルを挿入したりと高機能です。

あとやっぱりデスクまわりが光ると楽しいです。
ゲーミングキーボードを始めなにかと光る周辺機器を利用されている方にもデスクの統一感に繋がるのでおすすめです。
特に私のようにコンシューマーゲーム機を複数所持している方には是非試してもらいたいです。
以上、ATEM Miniの紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今回はこのあたりで。


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