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食材メモ

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食材の豆知識とか。
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2021年5月の記事一覧

黒いじゃがいも「シャドークイーン」

こんにちは 「シャドークイーン」の名前を見て、真っ先にジョジョのスタンドを思い浮かべた、ラ・フェ修家です。(スタンドはキラークイーンです) 今日は、直売所に行ったあと、秘密のケンミンSHOWにも登場した、「スーパーハズイ」で買い物をしてました。 スーパーハズイでは、もやしが4円で売っていることでも有名で、野菜や魚の品揃えもよく、飲食店の仕入れに使っている人も多いプロ御用達の店です。 そこのじゃがいもコーナーに、なんだか黒い物体が置いてあるなあと思い近づいて見てみると、パ

梅雨の時期が旬の「梅雨イサキ」

長崎県産の「イサキ」が入荷しました。 漢字で書くと「伊佐木」スズキ目イサキ科の魚 旬は5〜7月です。 梅雨の時期のイサキは、産卵期の前で脂が良くのっています。 これを「梅雨イサキ」と呼んでいます。 身は白身ですが、わりと脂が多めで旨味がある魚です。 焼き魚が主流ですが、お刺身で食べても絶品です。 クセや臭みがなく、脂の旨味がある白身なので、いろんな料理に使えます。 さばくのも簡単な部類で、歩留まりもそこそこの使いやすい魚です。 ビタミンA、ビタミンB6なども多く含

ココナッツの中身を飲んでみました

こんにちは、ラ・フェ修家です。 近所のスーパーで買い物をしていたら、めずらしくココナッツが売っていたので、買ってみました。 ココナッツは、たいていココナッツファインと言って、粗削りにしたものをよく使うのですが、丸ごとは使ったことがなかったので、どういうものか楽しみです。 振ると、チャポチャポと水が入っている音が聞こえます。 これが、ココナッツウォーターかぁ。 とりあえず、3個のくぼみがあってそのうちの一箇所やわらかく穴が開きやすい部分があるので、ドライバーをさして穴を

【性欲を抑える】 マジョラム

こんにちは 仕込みをしているとき、ハーブの匂いを嗅ぐのが好きな、ラ・フェ修家です。(合法です) 今回仕込んでいる合わせバターは、パセリ・タイム・マジョラムを使ったバターを作ります。 お肉料理によく合う組み合わせで、ステーキに添えます。 マジョラムの香りは、肉料理によく合うんです。 マジョラムは、シソ科の多年草で、和名は「マヨラナ」 特徴的な香りは、「カルバクロール」からきていて、オレガノ、タイムにも含まれている香り成分です。 マジョラムは、不安症や不眠症に効果がある

【再生栽培ができる】豆苗

こんにちは 切られてもまた再生する豆苗の強さを見て、豆苗を見習おうと思う、ラ・フェ修家です。 豆苗は、エンドウ豆の若菜で、最近ではスーパーなど、安い値段でどこにでも売っている緑黄色野菜です。 主な栄養素 ・βカロテン(ビタミンAに変換・皮膚や粘膜の健康) ・ビタミンC(免疫アップ、皮膚や粘膜の健康) ・ビタミンE(抗酸化作用・老化防止) ・ビタミンB1(糖をエネルギーに変換するのを助ける) ・ビタミンB2(皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つ) ・ビタミンB6 (タンパク

びわ湖沿いを歩いていて見つけた漢方薬にも使われる花「スイカズラ」

こんにちは 子供の頃は、虫図鑑、魚図鑑、動物図鑑とかをひとりぼっちで見ていて、生き物に詳しかった、ラ・フェ修家です。 最近は密を避けるために、休日は森や湖畔など、緑の中を歩くことが多く、植物や鳥の観察をしつつ、スマホで撮影しています。 そこで、歩いていたら見つけた、あとで調べるとすごい植物があったので紹介します。 スイカズラスイカズラは漢字で書くと「吸葛」 花言葉は「愛の絆」 日本が原産の植物で英語では(Japanese Honey suckle) また、忍冬(冬を

水仙の学名は「ナルシサス」花言葉は「自己愛」の有毒植物

こんにちは 最近読んだ本で、ストレスや不安があるとき、「感情はコントロールできないが、行動はコントロールできる」という言葉を読んで、ぼちぼち実行している、ラ・フェ修家です。 冬から春を迎えると、美しい花を咲かせる水仙。 食材では無いのですが、ニラと間違えて食べて、実際に多くの食中毒が起こっている植物なので、紹介しました。 ナルシストの語源にもなっているスイセン水仙の学名「ナルシサス」は、ギリシャ神話の美少年「ナルキッソス」から由来しています。 山奥の泉で、水を飲もうと

強い殺菌力と、身体をあたためる効果を持つ生姜で、免疫アップ

こんにちは しょうがを買い忘れた時に「しょうがない」というオヤジギャグを避けるために「しゃーない」と言うようにしている、ラ・フェ修家です。 (ちなみに「しょうがない」を感じで書くと「仕様がない」) ショウガといえば、みなさんは何をいちばんに思い浮かべるでしょうか? 僕の場合は「豚の生姜焼き」です。 生姜焼きと白ご飯の組み合わせは最強で、ご飯を食べすぎてしまいます。 このショウガの歴史は古く5000年以上も前から、インドや中国では使われていました。 ショウガ科ショウガ属