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【このことは一生忘れない。長男から学んだこと♡】

こんにちは。健美食料理家 【LAÉSSE】代表 井上さゆりです。

【LAÉSSE】オンラインサロン7月期募集受付が始まりました。

募集受付期間は6月30日夜8時までです。

「【LAÉSSE】の健美食食べてみたいな〜♡」

そんなあなたとお繋がりになれる日を楽しみにお待ちしております😊

今日は、我が家の5歳の長男の話を♡



長男は、とにかく真面目です。


毎日、保育園の行事予定の確認、給食もおやつも確認し、

自分できちんと用意をして、出発前の確認も怠らず、

そんな真面目な性格です。

(親バカですが)性格は、とても優しいです。

家では、自由奔放な次男にいつも優しく(笑)

園では、一人ぼっちのお友達は放っておけないようで、

優しく声をかけてあげたりしているそうです。

園の先生から、「本当優しいです。」と、

そんな様子を話して頂けることは、

いつもこの上なく嬉しいです。


さぁそんな長男ですが、今までで一番私が感動した出来事があります。



長男は、何事も好きで積極的に頑張りますが、決して器用な性格ではありません。

走るのがすごく速いわけでもなく、

鉄棒がすごいわけでもなく、

縄跳びも、園でのマラソン大会も、

どれも人並みです。

速く走りたい!という思いは強く、

マラソン大会の前には、

「○○くんと同じ靴を買ってよ〜!」と

そんな風に、運動神経抜群の○○くんに憧れているような

男の子です(笑)


そんな長男ですが、実は赤ちゃんの時からスイミングに通っています。

スイミングでは、月に一度進級テストがあるのですが、

ある時、“ふし浮き”に苦戦してしまい、

かれこれ1年半も進級できなかった期間がありました。


スイミングでは、あまりに進級できない子は、補習をしてもらえます。

長男は、3ヶ月間進級できていない時から補習メンバー入りになりました。

でも、その後も、いつまで経っても一向に進級できないのです…。

合格ができないまま月日だけが過ぎていきます。

4ヶ月、5ヶ月、半年…

季節も変わっていきます。

合格しないまま、1年…。

毎月毎月、何度テストをしても、不合格。


途中から次男もスイミングに通うようになり、

次男はどんどん進級していきました。


「どうして駄目なんだろう」と。


次男だけがいつも合格しているので、

更衣室で泣いてしまったり、

帰り道、暗い顔で車に乗り、家に帰る。


そんなことも何度もありました。


次男だけでなく、周りのお友達もどんどん進級していくのです。

合格したら、コーチから手首に合格した証のゴムをつけてもらえます。

周りのお友達、そして弟は、

合格のゴムを手につけて嬉しそうにプールからあがってきます。

そして、お着替えを終えたら

「よく頑張ったね〜!」と、お母さんからご褒美に更衣室近くの

自動販売機でアイスを買ってもらったり。

プールの試験日はいつもそのような雰囲気です。


でも、長男はずっとずっと、

合格できないので、

合格のゴムを手につけてもらえません。

嬉しそうに喜んでいるお友達や次男とは違い、

目に涙をいっぱい溜めて、

みんなの前では泣かないように

グッとこらえて、ささっとプールを出ます。

そしてその後で泣く…。


こんな期間もとても長かったです。

最初のうちは、「また次頑張ろうよ〜!」と

私はそう声をかけていたのですが、

あまりに合格できない期間が長くなってきて、

泣いている姿も見ると、

そのように声をかけれなくなりました。

こんな時。何て声をかけたらいいのだろう……。

本気で悩みに悩んだことを今でも覚えています。


長い長い期間、進級することができず、

毎月補習も頑張るけれど、うまくいかず、

幼いながらに悔しく悲しい思いをたくさんたくさんして、

涙を流すこともたくさんあった、

そんな長男です。


しかしその期間に、

「この子は何てすごいんだろう〜!」と、

尊敬したことがありました。


一度もプールを休まず、

「休みたい。」

「もう行きたくない。」

「もうやめたい。」

そのような事を、

たったの一度も言ったことがありませんでした。


上手にできなくても、

いつまで経っても進級できなくても、

どれほど悲しい気持ちになっても、

決して投げ出さなかったのです。


周りのお友達がプールをやめて行ったり、

来なくなったり、

そう気付いていても、

長男は一度たりともプールを休まず、

行き続けたのです。


言うまでもなく、私が無理矢理連れて行ったことなんて一度も

ありません。


いつもプールの曜日にプールの時間になると、

「頑張ってみる!次は合格したい!」

そう言って、さっと車に乗り向かいました。

その期間1年半。


何度も何度も失敗し、うまくいかなくても、

悔しく悲しい気持ちになっても、

決してあきらめず、投げ出さず…、

再チャレンジを続けるということ!

七転び八起きどころではありません。

転びまくりの転びまくりでしたが、

決して諦めませんでした。

幼いながらも、なんてかっこいいんだろう、と

我が子の秘めたる強さに、この上なく嬉しくなりました。



そんな風に諦めず、粘り強く頑張れる長男が

いつもそばにいてくれて、

そんな姿を目の当たりにしてきた私は、

「続けること」の素晴らしさをひしひしと実感しました。


「うまくいく」「うまくいかない」

「進級できた」「進級できなかった」

そんな結果だけでなく、

その結果の前後に続く裏側のストーリーに

本物の価値があるように思いました。


長男は「進級できなかった」そんな経験をたくさんしましたが、

その経験のおかげで、素晴らしい裏側のストーリーを示していました。


何となく楽しい。そんな毎日を生きていた私は、

【諦めずに、投げ出さずに、とにかくできるまでやり続けること】の大事さを、

長男から学びに学びました。


今でもこうやって思い出してnoteに綴っているだけで、

思い出されてじ〜んと胸が熱くなるほど、

長男に心から感動させられ、本気ですごいと思った、そんなストーリーです。


今、私が色々なことを【諦めず、投げ出さず、継続させて頑張ってみよう】と、

そう思い頑張れているのは、間違いなく長男のおかげです。


そしてこれからも、その事を大事に生きていきたい!そう強く思っています。



最後にその後のストーリーですが、

何とか合格できるようにならないかと旦那さんと相談し、

ちょうど夏がやってきたのでおうちプールを購入し、

家でもたくさんたくさん練習しました。

そしてついに!!!

ちょうど去年の夏に!!!

進級することができました。


あの時のとびっきりの嬉しそうな顔、

今でも鮮明に覚えています。


私は一生このことを忘れないでしょう……♡




読んで下さり、ありがとうございました。

では、また〜♡






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