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Hej! Laere vol.37 レアより皆さまへ、2023年の御礼

Laereが定期的にお届けしているニュースレター『Hej ! Laere』をダイジェスト版で公開しています。本ニュースレターは、2023年12月25日に配信しています。

2023年もお世話になりました

皆さま、今年も大変お世話になりました。弊社レアは2023年も共創型アクションデザインファームとして、研究機関、大学機関、企業などさまざまなクライアント様との共創プロジェクトに関わらせていただきました。本年ご縁をいただいた皆さまへ、心から感謝申し上げます。また弊社も「共創」の社会的意義を再認識し、今の時代に求められる共創のあり方を探求することができた1年だったように思います。

関わってくださった皆さま、2023年もありがとうございました。2024年も皆さまの共創プロジェクトの立ち上げや発展に貢献してまいりますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。皆さまのご多幸を、レア社員一同お祈り申し上げます。

※ 弊社の冬期休業期間は、12月25日(月)〜 1月8日(月)までとなります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

クリスマスランチでの一枚

来年1月15日には、デンマークの刺激的なビジネススクール「カオスパイロット」から講師を2人招き、『クリエイティブ・リーダーシップ』コース体験会を弊社オフィスにて実施いたします。来年はモジュール1のコースを10月28日・10月29日に、モジュール2のコースを10月31日・11月1日に開催することが決定しました。

「そもそも、共創ってなんだろう」「どうすれば共創から成果が生み出せるのだろう」というモヤモヤをぜひ共有していただき、皆さんが共創をナビゲートするための『クリエイティブ・リーダーシップ』コースとは一体どんなものなのか、ぜひ実際の講師と対話を通して、体験していただけたらと思います。

Voice from Finland

Terve!(こんにちは!)フィンランドのアアルト大学に留学しているえりかです。
前回のニュースレターでは、イラストレーター、ビジュアルデザイナーとして活躍するアアルト大学の友人、ロッタ・マイヤさんにお話を伺いました。今回は、11月に出店者として参加した「TOKYOn Joulumyyjäiset(TOKYOクリスマスセール)」について、ゆるりとお話しさせてください。

ヘルシンキ市内で最も伝統的な、大聖堂前のクリスマスマーケット

クリスマスの本場、フィンランド

12月はフィンランド語で「Joulukuu(クリスマスの月)」。ヘルシンキでは11月頃からイルミネーションが少しずつ灯り始め、12月には街中がクリスマスムード一色に染まります。毎週末どこかで開催されるクリスマスマーケットでは、クリスマスの伝統的なお菓子や手工芸品、ニットやジュエリーなど、様々なアイテムが販売され、クリスマスギフト探しを楽しむ観光客や地元の方で大きな賑わいを見せています。

私も12月の週末は、友人と一緒にクリスマスマーケット巡りをし、ヘルシンキ大聖堂前で開催される市内最大のクリスマスマーケットや、100年以上の歴史を持つデザイン組合「Ornamo」が主催のデザインマーケットなどを訪れ、ヘルシンキのクリスマスをたっぷり堪能しました。今回は、買い手としてではなく、売り手として参加したアアルト大学のTOKYOクリスマスセールについて紹介したいと思います。

3日間大賑わいのTOKYOクリスマスセール

TOKYOクリスマスセールとは?

「TOKYO」といっても、実は日本の「東京」と全くの無関係。アアルト大学の「TOKYO」とは、「Taideteollisen Oppilaitoksen Kuvaamataidonopettajaosaston Ylioppilaskunta」の頭文字を取ったもので、アアルト大学の芸術・デザイン・建築学部(ARTS)の学生団体のことです。ARTSの学生をサポートする組織で、新入生の支援やキャリアイベント、パーティやレジャーイベントなどの企画もしています。
 

TOKYOクリスマスセールは、TOKYOが主催する恒例イベントの一つ。今年は11月17日から19日に開催され、約200人以上のARTSの学生や卒業生が、グラフィックアートやコミック、写真、ジュエリー、衣類、陶器など様々な作品を販売し、学生だけでなく子どもから大人まで幅広い年齢層の来場者が、オタニエミのキャンパスを訪れました。去年は私もお客さんとしてクリスマスセールを楽しみましたが、今年はシルクスクリーン印刷の授業のクラスメイトと一緒に、出店者としてポスターやクリスマスカードを販売しました。

クラスメイト3人でシェアしたテーブル(中央が筆者)

「一期一会」のクリスマスセール

「課題で制作した作品を取っておいても、もったいないよなあ」と、軽い気持ちで参加したクリスマスセールでしたが、初めての出店は想像していた何十倍も楽しい経験になりました。最終的にクリスマスカードは70枚以上の売上を達成し、個人的には大成功(?)を収めたのですが、売上以上に嬉しかったのは、100以上もあるテーブルの中から自分の昨品を選んでくれたお客さんたちとの交流です。

「私もErikaって名前だから、このポスターが目に止まったの!運命を感じるわ」「この間日本に行ったばかりなんだ。日本語入りのクリスマスカードは僕にピッタリだよ」「今度のクリスマスパーティで、このカードを家族に渡すね」など、クリスマスマーケットに参加しなければ、出会っていない人たちとの何気ない会話の一つ一つが、どれも特別に感じました。

2年目の学生生活にどこか新鮮さを失っていた私にとっては、クリスマスセールへの出店は「非日常」で、とても刺激的な3日間になりました。1年目に比べると、アアルト大学の学生として過ごす日々や、フィンランドで生活することが当たり前になってしまった今日この頃ですが、クリスマスセールに限らず、フィンランドで過ごす毎日が「一期一会」なんだと思います。平凡に見える日常でも、一日一日を丁寧に、小さな出会いを大切にしていこう、と改めて感じたクリスマスセールになりました。

それでは、Hyvää joulua ja onnellista uutta vuotta!(楽しいクリスマス、そして良いお年を!)

シルクスクリーン印刷で制作したクリスマスカード


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それではまたお会いしましょう!Hej Hej 👋

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