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TGS2024を終えて

 (多分)今年一番の大仕事が終わりました。
 TOKYO GAME SHOW 2024に出展側で参加しており、設営+会期の合計5日間フルで参加しておりました。
 業務的な所もあるので詳細までは書けないのですが、個人的な所感を書いていきたいと思います。


▽準備など

 元々私がTGSに本格的に参加するようになったのは、恐らく2018年くらいからだと思います。2015年くらいに久々に視察して、それからどんどん携わるようになっていきました。
 2018年からは正式にメンバーとなり、コロナで中止や縮小などを挟みながら、去年はフル開催。今年も…?と思いつつ、今年は何か予定が未定みたいな感じでメンバーから外れていたんですよね。
 あー今年ないのか助かったわーって思っていた矢先、丁度夏のRiJの採用発表があった辺りで急に㌧㌧って肩を叩かれ「やれや^^」って感じでやることになりました;;

 それまでも色々とありましたがそんな話をしてもしょうがないので細かくは省きます。とにかく一番大変だったのは人員の確保です。
 大前提としてTGSは展示会となるのですが、ウチでは展示会の動員は有志を募って参加となるケースが殆どです。
 他の出展社がどうなっているかは知りませんが、基本ブースに立っている人は、普段は別の業務をしていて、お手伝いに来ている人が殆どだと思います。
 
 で、問題となるのが、TGSは土日を挟む点。そして土日の方が遥かに忙しい点。BtB向けの展示会は基本ウィークデーだけで構成されるので、業務の一環だよね^^で済むのですが、TGSはBtC要素も強く、土日を挟みます。そうなると状況が変わってきます。
 ウチは土日完全に休みなので、休みの日に出て貰う必要があり、その調整とお願いが非常に大変でした。これは、体制に問題があるのですが、基本代休制度しかないんですよね。何か手当とかつけばいいのに(重要)
 私は他人の勤怠の強制には絶対関わりたくない(と言うか関わってはいけないと思っている)ので、休みを出てくれとは強く言えない状況でした。
 アテにしていた人も、TOEICのテストがあるとか、隣のネズミーランドでデートするだとか(←爆発しねーかなぁ)、単純に行きたくないとか、色々な理由で断られました。

 そもそも展示会に参加したことがある人はわかると思うのですが、出展社側はほぼ100%通常業務より辛いです。というか過酷です。
 お店の店員さんとかだったら違うのかもしれませんが、普段デスクワークしている運動不足な人があの場に立つと、開始1時間くらいで足が痛くなります。特に踵。
 何だろ、あれコンクリ打ちっぱなしで弾力性が無かったりするからなのかな。明らかに足へのダメージがダイレクトに来るんですよね。
 前もどっかで言ったと思うのですが、4日目とかになるとブースにいるお姉ちゃんとかが、表情は変えずとも、明らかに目は死んだ魚みたいになっているんですよね。それくらい疲れがやばいです。
 
近くにホテル取れればいいんですが、オータニもAPAも足許を見られる値段設定なので色々だめでした。

 ま、そういうのもあって嫌われる感じです。非常に難儀しました。

▽設営

 設営は、事前に打ち合わせした通り予定通り業者がブースを組んで、その後展示物並べて、動作させてヨシ!する感じです。(適当
 展示会のブース施工業者って、現場の人はガチガチのガテン系。オラオラ感をだしながらなのですが、私達に関してはクライアントだからか、非常に丁寧に接してくるのが面白いんですよね。
 作業を邪魔にならないように見つつ、不明点は指示出したりそんな感じでした。

▽ビジネスデイ

 1日目2日目はビジネスデイ。と言いつつ最近は、ビジネス要素が結構薄まってきており、インフルエンサーとかそういう方も多く招待しているので、遊びに来ている人半分、業界携わっている人とか同業とか色々が集まるイベント的なのが半分って印象です。
 実際、会期中は朝ブースに来ると、前日に入場した人の数が記載された用紙が置いてあるのですが、それを見ると去年比でビジネスデイの二日間での入場者の増加数がエグかったです。
 実際、ビジネスデイだからと言って、何か暇しているってことはなかったですね。

▽パブリックデイ

 まぁ本番はこっち。もう朝から人がぶわああああって来て…毎度のことですが驚きました。体感では去年よりもかなり多かったなぁって印象です。
 終わった後にこれ絶対10(万)はいったねーって話をしていたのですが、実際の入場者数を見ると3日目は微増で98000弱くらい。4日目は1万人ほど増えた感じで、それでも1日で10万まではいってなかったようです。 
 あとから見たらチケット自体が売り切れになっていたのでその辺で入場者数をコントロールしていたのでしょうね。
 そういえば、今回最終日が30分前倒しになっていたのはとても良かったです。16時半終わりで、帰るのが少し早かったもん。

 あ、ビジネスでもパブリックでもチケットを欲しい方、もし覚えていたら来年私に聞いてみてください。もし携わっていたら提供できるかも。

こんな紙が毎朝ブースに置いてあります

▽周りのブースを見ての感想

 毎年、ビジネスデイ中にブースを抜け出して他のブースを観に行くのですが、今年は忙しくて全然見られなかったです…。
 唯一ちゃんと確認できたのがスクエニさん。行ったときはDQ3が20分、FF14は10分、ロマサガ2は待ち無しだった。昔に比べるとブース自体が大分スッキリしたなぁって印象でした。

スクエニさんのブース
やりたかった。
SEGAさんのブースも通りかかってた。わちゃわちゃしてた。

 あとはインディ系のブースがかなり増えていた印象があります。ターンキーブースって呼ばれる普通のハコになっていない台と壁だけあるブースですね。個人的にはこの辺で色々なゲーム遊んでみるのがおすすめ。
 物販は行った訳ではないですが、周りに聞く限り今年しょぼいかもって声が結構ありました。

▽知り合いとか 

 色々な方が来場していたのですが、直接私に気付いた方はいませんでした。私が眼鏡だったからかもしれません。
 誰だかは伏せますが、私からはRTA関連の方で2人ほど知っている方を見かけました。さっと通りすぎてしまったのでお話はできませんでしたが。
 去年はRiJ運営のNakaさんやPitmanさんなど、結構色々な方をお見かけしたので、観測した範囲では少なかったかもしれません。
 またそれとは別に3日目にあまがわせんせの所も通ったのですが、後々写真確認してみたらあまがわせんせご本人でした。なまがわせんせやん!!!
 あの時あまり写真確認せずにスタンプで隠してぽちーってしていました。

↑これね、あまがわせんせだったw

 それと出展側からすると時間が進むのがとにかく遅いので、私の場合来場者のTシャツなどを見て気を紛らわすのですが、私が見た中で会期中にRiJ関連のTシャツなどを着た人は1人、無敵時間関連のシャツを着ていた人は3人でした。
 全体的に多かったのはFF14関連のシャツですかね。任天堂系も多かったです。フルグラとかの所謂オタク全開みたいな人は少なかった印象があります。

墨酢さんのサイン@アイ・オー・データさんのブース

▽お気持ち

 という訳で今回もお気持ちタイム。
 毎回TGSに行くと思うのですが、歩きスマホをしている方が多すぎです。
 これ会場の入り口にも禁止事項として書いてあるのですが、もうさも当たり前のように人が多い中スマホを見ながら歩いている。手に持っているくらいなら全然問題ないのですが、画面見ているのはないです。ホント。
 というかパブリックデイなんか細い通路にまで人がいっぱいにいるのによく歩きながらスマホ見れるな。能力者か何かか。
 
 というのも一般のお客さんが多いせいか何かあったら大変かと思います。トラブルとか起きて怪我とかになったらそれだけで問題ですし、事実今回だけでも移動中によそ見している方に数回ぶつかられました。
 普段から歩きスマホしているかどうかとかに依るような気もしますが、基本自分は良くても周りには迷惑になるので絶対にやめた方がいいです。

ハッキリ書いてあるんだよね。誰も見てないだろうけど。

 あと、帰る時の向きで海浜幕張の駅に入る手前に”待ち時間なし"みたいなサムスンSSDの広告垂れ幕があったのですが、駅で入場規制しているので思いっきり待ってるやんって心の中で思っていました。写真撮っておけばよかった。
 幕張とかあの辺って結構駐車はしやすいので、来る方は車で来た方が色々と楽かもしれないですね。

▽どうでもいいこと

 今回コスプレイヤーの方がブースに寄ってくれることが多かったのですが、コスプレイヤーの方って再現性高める為に努力されているんですね。
 いや、ウィッグに発泡スチロールを入れている人とか、胸が足りないからパッドというか最早シリコンの塊を抱っこして盛ってる方がいて、そんなになってるのって思っちゃいました。
 個人的に見た中で一番イケてたコスは、FF7のシドのコスプレでした。外人の方がいい感じでイケオジになっていましたね。
 はい。どうでもいいです。

▽まとめ

 事前準備や会期中も目の状態が付きまとい、とてもとても疲れました
 会期中は見えてはいるのですが、二重に見えるというのは治っていないので、やっぱりシンドかったです。
 それでも、あれだけの人が来てくれたらまだゲーム業界は発展していく気がします。

 …何だろう。思ったより書くことなかったかも。
 私自身ゲームが好きだからというのはありますが、いつかゆっくり歩きまわって、一般訪問者としてTGSを楽しみたいですね。


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