中高一貫男子校の体育祭が面白すぎる件

男子校の体育祭が最高過ぎる。
中１から高３までの部活真っ盛り、青春真っ盛りの男の子が一斉に大暴れするわけだから、盛り上がらないわけがない。

中１生はつい先日、過酷な受験が終わり、勝ち抜き、新しい世界が始まったばかり。みんな初々しく、かわいらしい。
学年を追うごとにだんだん大きくなって、高２・高３くらいになると、体格はガッシリ。教員と見分けがつかない子もいたりする。中には18歳で成人した子もいる。13歳～18歳の６年間の変化は凄まじいものがある。

全力で楽しむ。それが彼らのルール。
色々な自作の応援グッズを持参したり、顔にペイントしたり、髪をド派手な色に染めてきたクラスもあったり、謎の仮装をしている子もチラホラ。

吹奏楽部の生演奏が鳴り響く。
電子音楽部の演奏が混ざるのも、今っぽい。

競技前に、なぜか腕立て伏せや腹筋を始める彼ら。ウォームアップということなのか。

運動部はなぜか上半身裸になりたがる。
確かに、部活でガッツリと鍛えられた17歳の筋肉は、余計なものが一切なく、なかなかに美しい。
そりゃ見せたくもなるだろう。

よく練られた謎の替え歌。
ギャグに走ったデザインのクラスTシャツ。
諸葛孔明も驚く、奇抜な作戦。
最後は作戦もクソもない、パワーごり押し。

騎馬戦も、帽子を取るなんてかわいいものではない。
「騎馬の上の人が地面に着いたら負け。」
上の人は、地面に着くまいと、驚異の腹筋力で地面ぎりぎりで持ちこたえる。
騎馬も必死で支える。
ぐちゃぐちゃなのに、なぜか崩れない騎馬。
凄まじい。

ハーフタイムショーもある。
女子高生の制服、水着、チャイナドレス、OL風スーツを着たダンス部の子達が登場し、キレッキレのダンスを披露する。
チャイナドレスから見える腕も、女子校の制服から見える脚も、筋肉ムキムキ。
なんと教員も混ざっている。先生もキレキレ。

そりゃもう盛り上がりまくる。

とにかく彼らは一日中盛り上がっているのだ。
あのエネルギーは凄まじい。

青春っていいなー。

これだけ大騒ぎした後、学校の自習室に寄って勉強してくるというのだから、パワフル過ぎる。。