ローションストッキング第2部

第2部 ローションストッキングの深み


ローションストッキング道から離れていた私に転機がやってくる。
犬ができたのだ。

この犬、えろ方面への探究心はやけに高く行動力もあった。
ローションストッキングの話もノリノリで聞いていたが、私には懸念している事があった。

ローションストッキングは刺激の高さが魅力だが、あまりの刺激に長時間となると反射的に刺激を自ら止めようとしてしまうのだ。

筋肉には自信があったが、180センチの男を押しとどめるのは無理だと力不足を感じていた。

が、その懸念は即座に霧散する。
犬が、手錠を持ってきたのだ。
(プロジェクト(ピー)の効果音)

予定を合わせ、手錠を見せてもらう。
なかなか立派でこれは確かに拘束力が強そうだと感じる。
しかし、まだ合皮が形に馴染んでおらず、拘束に難航する。
そして、これが後に大きな失敗となって襲いかかることになる。

(プロジェクトエーックス)


両手両足を拘束しローションストッキングを始める。
今回は久しぶりということもあり、ストッキングのつま先部分をグローブ状にし、行うことにした。

やはりローションストッキングの刺激は絶大で、即座にドライイキを決める犬だったが、1度で止める私ではなく、一段と動きを激しくさせる。
最初は控えめだった喘ぎ声も段々と濁点の着いた喘ぎ声へと変わり、時折「も、だめっ」「やだっ」などと薄い本で見るようなものが多くなった
何度も繰り返すように。
「イけないっやだっ」
「イけないのつらいっ」
と言っていたので込み上げるものがあるのだろうがイけはしないようだった。
先端は真っ赤に染まり、いつでも射精できる状態だというのに射精できないからか体はビクビクと波打ち、太ももの筋肉は強ばっていた。
もっとその欲に溺れ尽くした様が見たい。
その一心で動かしていたのだが、ここで思わぬ事態が発生する。

合皮がよく馴染んでいなかったため、拘束が弱かったのだ。
手枷から抜け出ることはなかったが、緩かった為に背に回していた両手を前に持ってきて、私の手を掴むことができてしまったのだ。
切羽詰まっているからか、その握力は強く1度目はここで終了せざるを得なかった…。

(プロジェクトエーックス)

第2部1章[完]

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