【参加者の感想】play room10月を終えて

こんにちは。
play roomの10月が終了しました。
始めてみたものの、どうなるかまるで分からない演劇WSでしたが、10月の三回を終えて思ったのは、

「演劇楽しい!!」

です。
もちろん上手くいかないこともたくさんあったり、色々な声があったりしましたが、僕は基本的に

「とりあえず始めて、問題があるところは徐々に解決」

というのを大事にしているので、上手くいかなかった事はあまり気にしていないです。
むしろたくさんの問題点、改善点が見えて良かったと思っています。

主宰としてもそうですし、俳優としてもです。
僕個人の話は、別の機会に書かせていただきますが、今回は

「初月を終え、play room参加者が何を感じたか」

について、書きます。

書きますって書いたんですけど、感想をそのままコピペした方が良いな、と思ったので、そのまま貼り付けます。

初月は参加できなかった人もいるので全員ではないです。
ただ、読んでいると皆それぞれに感じる事はありつつも前向きに取り組んでくれているのがとても嬉しいです。
プライベートな部分もあるので、名前だけ伏せさせていただきます。

総じて思ったのは、
安価で、長期的に参加出来るWSは俳優にとって必要だ、という実感です。
そしてその継続には外からの力が必要不可欠だということです。

10月の3回を通して、自分自身含め、俳優が自由になっていく姿を目の当たりにしてきたので、何とか継続できるように色々と実行し、考えていきたいと思います。

この記事を読んで、play roomについて興味をもっていただけると嬉しいです。
お楽しみください。

参加者の声

元々「サンフォード・マイズナー・オン・アクティング」を読んでいましたが、実際エクササイズ、リピテーションをやってみて、なるほどこういうことが起こるのかと経験できたのが嬉しかったです。
頭(考えること)を駅のロッカーに預けて、とにかく自分の心と身体に起こっていることを感じる、観察する。
そうすることでスポーツカーのように時速0kmから200kmまで感情の振り幅をコントロールできるようにする。
今月はコントロールの前に自分のその0kmの状態、200kmの状態を体感する時間だったように思います。

今まで私は俳優として200kmの状態を出すことに苦手意識があり、今回限りなくそれに近い状態を体感できたのは大きな収穫でした。
また、他の参加者を見ているとそれぞれにその表出が違うことがとても興味深く、だからこそ、自分には自分の持ち味がある(一人一人持っている楽器が違う)ということを改めて発見することができ、自信に繋がったように思います。
11月以降も参加を続けていくことで、更なる発見、感情のコントロールを習得していきたいです。


一度しか参加できませんでしたが、この企画に参加出来て本当によかったという気持ちです。個人的な癖で苦手とするワークばかりでしたが、むしろこれが自分に必要なものだったのではないかと思いました。役者としてではなく、個人の問題に効いた感覚でしたが、これが役者としての自分に還元できたらいいなと思います。
今後は台本も入ってくるということなので、楽しみです。


改めてとても良き時間になるなと思いました。
普段自分の感情だったり、考えてること、頭の中を言語化することがあまりない人間だったので、その訓練としても充実した時間です。

基礎ということでマイズナーのリピテーションがメインですが、自分の身体と自分の感情などもうまく繋がり、割増やブロックなどもすることなく、全てを受け入れる、というか、身体を開く、少しずつでもできるようになりたいなと思いました。

実践の場も多いし、色んなエクササイズも試してくださるので、様々な方向からアプローチしていけて、意外な自分にも出会えたりと、とても素敵な時間になってます。

他の人のを観るということも、とてもとても有意義な時間でした。
行かないと絶対に損だなって思える内容です。(笑)


10月は初回しか参加出来なかったのですが、非常に有意義なWSでした。WS終了後には頭も身体も疲れ切っていて、身をもって「何も出来なかった」と言う事を体感しました。ただ、これは決してネガティブな意味合いではなく何故出来ないかを知る事ができたのが収穫でした。諦めるか頑張ってみるか。私はどのくらい演劇がやりたいのか。目を背けていた意識はありませんが、突き詰めるにはどうもなぁなぁにしていた部分が見えて本当に良かったです。


初めてのマイズナーなのでとても不安でしたが、せりさんのわかりやすい説明と8時間というじっくりとり組めるフレームのおかげでとても勉強になっています。

WS内では何度も自分の気持ちや反省点を皆の前で話すと機会が設けられており、それによって多くの気づきがありました。言語化しようとすることで新たな発見あったり、自分がわかっていないところが明確化できたりしています。

また、一緒に参加されているメンバーの皆さんの志も非常に高くお話することでとても良い刺激になります。

3月までがとても楽しみです。


とても贅沢で有意義な時間だった。
俳優は訓練し続けるべきだと思っているが、お金だったり時間だったりで断念するケースも多いのでplayroomは有難い。
常に課題を明確にしながら自分自身と向き合っていきたい。


私はよく色んな場所でWSと呼ばれるものを受けるのですが、この内容を1回1000円で受講できるなんて、本当に贅沢!と、まずは思いました。参加させていただき本当にありがとうございます。

数年前から何度か世莉さんのWSは受けさせていただいたことがあったので、その頃出来なかったことが出来ることが嬉しく思える瞬間もあり、まだまだ自分の中に思いもよらない感情が生まれる瞬間があって驚いたりもしました。

他の参加者の方を見ていても、前回までは思考で武装していた人がそれを解いた瞬間、信じられないほどキュートになったりする姿を見られることはとても楽しく、

やはり自分は舞台上で「何をしでかすかわからない、見ていてワクワクする」俳優になりたいなと再認識し、

それはリピテーションをする時の、2歳の子供のように自由に、大人としての分別を持って」に繋がることだなと思いました。


10月のレッスンは二回参加させて頂きましたが本当に濃厚な時間でした。
その時感じた気持ちに素直に従うということで今まで抱えていた生きづらさのようなものを忘れて開放的な気持ちになり、
移り変わりの激しい感情を、思っていた以上に出すまい感じまいとして日常を送っていたことを痛感しました
レッスンの翌日はいつも以上に一喜一憂が激しくなったり小さなことでイライラしたり感情の蓋が上手く閉めれていなかったと思います

舞台の上では開けて
社会の中では閉じる

そういう風に調節できるようになるまではまだかかりそうですが根気強く向き合って行きたいです


まだ一度しか参加させて頂いてないのですがとても興味深い取り組みだと思っております。
色々な所で様々な事を学んで来られた方々が参加されていると思います。そんな方々から良い刺激を受け、自分に妥協する事なく切磋して行きたいと思います!
遠慮は失礼なのだという価値観を自分に植え付けていかなくてはならないと思いました。
尊敬と感謝を忘れずに向き合って行きたいです!


play room3回を終えて、継続することはさまざまな変化が見えるというのが一番強く感じた。
それは、自分の課題を明確にして飛び込んだためもあるのかもしれない。
不特定多数のWSだとあまり分からないけれどメンバーが決まっているから、その変化は顕著だと思うし、それが刺激にもなる。

3回目にはじめて他者から観られるという負荷の中でのリピテーション。
面白いと思ったのは、観られている中でも相手に集中して自由になれたこと。
それは、この場が安心できる場というのが作用したのだと思う。
相手に集中する以前に、場所に慣れないと無闇に緊張するから。
他のメンバーを観ていて観るという行為もエネルギーを使うと感じた。
それは演っている人達のエネルギーが強くでそれを受け止めるから。
演劇って、このコミュニケーションが舞台上とお客様の間に起きるのが理想かもしれないなと、思う。

あと、兎に角3回終えて、毎回全身筋肉痛になる。
相手と関わる、人に伝えるのはこれくらい身体全てを使うことなんだなを実感した1ヶ月でした。


新しいことを始めるということで不安があったんですけど、まず言いたいのは参加できて良かったということです。

初回は今振り返ると全然出来なくて、その中で2回目、3回目と継続する中で自分がやりたいこと、自分の身体の状態を言葉にできるようになっているなぁと思いました。確実に変化していると。

そして最近は普段から日常で「あっ今、恥ずかしいな」とか自分の身体の状態をよく観察するようになったなぁと思いました。成長できているかわかりませんが変わり始めていて、変わるきっかけにはなっているなと。
僕の中でまだまだ課題はあるんですけど、でもそれはそれこそ課題を改善しなきゃというより改善したらもっと楽しくなって自分が幸せになるだろうなって思いです。小さなことですがこの考え方の変化も大きいなと思います。

play roomは安全な場所で非常に居心地良いです。
この場所を企画してくれた野村さんと世莉さん、そして支援者の皆様に感謝です。

そして11月が都合付かず、出席できないことが非常に悔しい。いや悲しいです。

色んなことが発見できて、それは自分で体験してみることからもですし、フィードバックの時間で他人が感じたことからも、そして特に月の最終回の他人のワーク観ることからもたくさんのモノを貰えました。あの時間は非常に興味深かったです。正直ストーリーも意味もない人と人との欲求のぶつかり合いだけの頭を使わずに身体と感情だけの純粋なやり取りだけでもこれだけ見応えがあるんだと驚きました。

支援者の方の感想の「面白かった。私もやってみたい。」が印象に残ってます。
僕は終わった後に、でもたぶんお芝居ってそういうことだよなとか勝手に思ってました。
強い欲求(目的)と強い欲求(目的)がぶつかると感情が生まれるのかなと。その感情とその感情に付随した行動に観る人は心を揺さぶられるのかなと。そして改めて感情とやりたいこと(欲求)はコロコロ変わっていくと思いました。自由にいたいですね。

そして11月が参加できない理由が舞台出演があり、それの稽古の為なのでplay roomで発見できたことを稽古場で出せたらいいなと思ってます。


半年間の長期WSは初めてで不安しかなかったのですが、3回トータル22時間というボリュームに喰らい付いていく参加者達の熱意にそんな不安はあっという間に吹き飛びました。11月はイギリスの巨匠トム・ストッパードの戯曲に挑みます。ここまで意欲的なWSに参加したことない。play roomのおかげで本当に俳優修業が充実して素晴らしいです。


まだ始まって3回ですが、普段生活している中で感じることが出来なかった自分の感情や新たな身体の感覚を発見することが出来た。また今の自分に何が出来て、何が苦手なのかという課題も少しずつ見えてきたので、それらを克服するために引き続き取り組んでいきたいです。


これまで2回参加し、マイズナーメソットに感銘をうけました。まだ私はセリフはよんでいませんが、どのようにこれまでの経験と繋げられるのかなるのか楽しみです。


凄く楽しかったです。リピテーションは初めての経験で、最初はこれでいいのか?と手探りで考えながらやっていましたが、作業をしながらのリピテーションは何も考えずに楽しむことができました。マイズナーの本を購入したので、このWSと併用して理解・吸収していきたいと思います。


何より思うのは継続してこそ意味のあるプログラムだなということです。
講師がズバリと目の覚めるような指導をして、自分の演技がガラリと変わるわけでは決してない。
でもじっくりと自分の身体、感覚、演技に向き合う方法を教えてくれて、時間を作ってくれる。そういう印象です。

そして「力をつける」というのはきっとそういうことなんだろうなと考えています。素振り、筋トレ……スポーツで言うのであればそういったもの。
そしてきっとWSが進むにつれ、スパークリングや練習試合も増えてくるのでしょうが、いつだって素振りに立ち返ることの出来るようにいたいなと思います。
少なくともこのWS中は。

まだまだ先は長いと感じますが、少なくとも進むべき方向、目標がおぼろげながら見えてきたという点で、有意義な時間だったなと思います。同時にまだまだ進み続けないと、意味がないなとも感じます。


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