【演劇WS】 play room について
概要
主催 野村亮太(やまだのむら/room42)
講師 黒澤世莉
内容
マイズナーテクニックを用いて、相手役とのコミュニケーションについてひたすらに考えるWSです。
2019年10月から開始し、2020年の3月までの6ヶ月間、月3回実施予定。
11月からのスケジュールは参加者に合わせます。毎月絶対に参加してください、という内容ではないです。
過半数が参加できる日程かつ、特定の人が極端に参加できないスケジュールにならないよう配慮はします。
10月の開催は、10月15日(火)、10月24日(木)、10月29日(火)を予定。
仮に10月開催日に参加不可でも応募可能です。
参加費
1000円/回
場所
練馬区内の公共施設を予定
メニュー
各回13:00-20:00
13:00-16:00
マイズナーテクニックを用いて、他者とのコミュニケーションについて考える。また、その実践。
16:00-17:00
休憩
17:00-20:00
テキストを用いた稽古
(2~3人芝居にする予定。10分前後の内容。参加メンバー等で変動。台本も外して、一本の作品を作りあげる。その月の最後の日程では、一般公開予定。)
企画意図
俳優の仕事とは、演技をすること。演”技”というからには、そこには技術が必要だと思います。
技を手に入れるためには鍛錬が必要で、それを感覚で全てできてしまう人は天才です。でも、大多数の人はそうでないと思います。
僕は天才ではありません。
俳優としての実力も、全然足りていません。
でも、だからといって、何もせずにそのことを嘆いたり、与えられた仕事をこなすだけというのは、性に合わないし、何より自分自身が楽しくないので、今の自分の現状を少しでも変えるため、俳優として前に進むために、今回の企画を作りました。
俳優として自分自身、鍛錬の時間が圧倒的に足りていないと思っています。
演技というのは、自分が考えているよりもはるかに難しく、奥が深いものだと思っています。
そして、俳優のよりよい演技が、作品をより豊かにし、観客に多くの影響を与えらえると考えています。
作品のジャンル、芝居のやり方などは色々とあると思いますが、「相手がいるから、自分がいる」それだけは絶対に変わらないですし、お芝居にとって最も重要だと考えています。
俳優として成長し、作品に貢献し、観客に楽しんでいただく。
この入り口にあたる、俳優自身の実力をつけるための時間にしたいです。
それならばということで自分自身、実力をつけるためにWSやレッスンに通った経験があります。
でもその費用は、安くないことが多い。
1回5000円以上なんてのもザラです。
もちろん技術を手に入れるために、必要な経費であることは理解できますが、
現代の経済状況を踏まえると過去と比べても経費を負担することが難しくなっていると思います。
意欲があっても経済的に恵まれないが故に訓練ができない俳優たちのチャンスが減ってしまうことは、僕は極力避けたいと思っています。
なので、このplay roomでは、一回あたりの参加費を1000円に設定します。
これは、内容、時間と比較したらかなり安い金額だと思います。
また完全無料にしてしまうと、モチベーションの部分で弊害が出る可能性があるので、この金額設定にさせていただきました。
そして安価な参加費だけでは運営していく経費としては不足します。
継続的な訓練の場を提供するためには、他の手段で経費を賄う必要があります。
そのため、参加費以外のサポートを募る予定です。
俳優以外の方も、応援する俳優の成長のため、ぜひサポートに参加していただければ幸いです。
観客に届く作品が、少しでも豊かになるよう取り組んでいきたいと思います。
一緒に成長することを楽しいと感じてくれる、仲間を募集します。
募集要項
書類選考ありです。
応募締め切りは2019年9月30日(月) 23:59まで
1名前(ふりがな)
2 連絡先(メール/電話番号)
3 性別
4 年齢
5 簡単な芸歴/主な出演作
6 10月開催日への参加可否(10/15,10/24,10/29)
7 2020年3月までの何となくのスケジュール(ex.2020年1月末舞台出演予定等)
8 テーマ「好きな戯曲と、その理由」または「あなたの理想の演劇」400字から800字
9 ご本人写真(バストアップ)
上記を添えて、
room42.act@gmail.comに件名「play room応募」と記載してご連絡ください。
選考結果は、10月6日までにメールにてご連絡させていただきます。
プロフィール
野村亮太
ラフカット2011出演を機に芝居を始める。
同年、劇団PEOPLE PURPLE入団。2016年まで、大阪を中心 に、AMUSE主催の商業舞台、小劇場、ドラマなどに出演。
2016年に上京後は、劇団を離れ、 KAKUTA、アガリスクエンターテイメント、はらぺこペンギン!、牡丹茶房など、年に8本以上の出演を続けている。
2016年に、企画ユニット「やまだのむら」を立ち上げ、主催公演やWSを実施。 2018年に、room42を立ち上げ、良作を再演する場として運営している。
主な出演作に、
2015 AMUSE×PEOPLE PURPLE「ORANGE」
2016 KAKUTA「アンコールの夜」
2017 牡丹茶房「MARIA」
2018 アガリスクエンターテイメント「みんなのへや・改」
2019 やまだのむらの二人芝居「ギラギラBOXと東京」
黒澤世莉
演出家。元時間堂主宰。TGR札幌劇場祭作品賞、佐藤佐吉賞優秀作品賞、演出賞受賞。スタニスラフスキーとサンフォードマイズナーを学び、時間堂として活動を開始、主に演出と執筆、翻訳を手掛ける。公共劇場との共同制作など外部演出・台本提供も多数。「俳優の魅力を活かすシンプルかつ奥深い演劇」を標榜し、俳優と観客の間に生まれ、瞬間瞬間移ろうものを濃密に描き出す。俳優指導者としても新国立劇場演劇研修所、円演劇研究所、ENBUゼミなどで指導を歴任。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?