過去世スパーク⑥

【ヒプノレポ その6】

セ「あなたにとって大事な場面に行ってみましょう。」

私「大きなお堂で上官の僧が金色の大きな仏像を背に中央に正座しています。私はその前に座らされ、大事な使命を告げられているようです。」

セ「では、どうなったか場面を進めましょう」

私「港に行って、赤い船に乗りました。行先は中国のようです」

セ「それでどうなりましたか?」

私「中国について役所のようなところに行きました。赤と金の着物と冠をかぶった位の高くない役人と話しています。何かを断られているようです。」

セ「それからどうなりました?」

私「露店のたくさん出ている市場で、大きな岩に腰かけて、頬ずえをついて困っているようです。」

セ「では、年月を進めてみましょう。10年くらい先に行ってください。あなたは今何をしていますか?」

私「中国の街中を流れる川に橋が架かっていて、橋の上から川に釣り糸を垂れ釣りをしています。」

セ「あー、日本に帰れていないのですね?帰りたいですか?」

私「いいえ。帰りたい気持ちはありません。でも、とても困っているようです。」

セ「では死の場面に行ってみましょう。」

私「中国で机の上に突っ伏して死んでいます。目からは涙がこぼれています。」

セ「日本に帰れなかったのですね。帰りたかったですか?今はどんな気持ちですか?」

私「日本に帰りたい気持ちはありません。でも、使命を果たしたかった・・・。」

何でしょう?無念でもなく、後悔でもなく、自分はできるだけのことを使命を果たすために思い切りやった。そして、ただ「使命を果たしたかった」そんな気持ちだけが心に残っているのでした。

その後、体から離れて天上に行きます。天上に行くと、口々に「あなたの使命は後の人が引き継いだから。」という声がするのでした。

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