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【事例紹介】超体験!NHK杯フィギュア:立体音響で没入体験

まるで選手が自分を中心に滑っているような体験

2023年3月に新宿住友ホールで開催された「超体験NHKフェス」。普段テレビを通して視聴しているNHKの番組をテーマにしたブースやコーナーが設けられており、様々な体験ができるイベントです。

超体験NHKフェス

大河ドラマ「どうする家康」の本物のセットや、「おかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」といった子ども番組のキャラクターフォトブースなど楽しい企画が盛り沢山でしたが、LADERは、その中でフィギュアのNHK杯をテーマにしたコンテンツブースの企画と音響制作に携わりました。

DIGITAL LOVEと制作したこのコンテンツは、NHKが所蔵するNHK杯フィギアの様々な映像、会場に配置された100を超えるマイクから録音した大会中の音響データに着目。宇野昌磨選手の演技音声の録音データを元に、弊社の得意とする立体音響技術(360 Reality Audio)を用い、ヘッドフォンで体験することのできる360°サウンドに再構築しています。

スタンドから降り注ぐ拍手と歓声、スケートリンクに埋め込まれた無数のマイクから録音された氷の削れる音…。あたかも自分がスケートリンクの中央に立ち、その周りを宇野昌磨選手が縦横無尽に滑走しているかのような臨場感が味わえる「音による超体験」コンテンツが実現しました。


360 Reality Audioについて

360 Reality Audioは、オブジェクトベースのソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。ボーカルやコーラス、楽器などの音源一つひとつに位置情報をつけ、球状の空間に配置。アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できます。

LADERでは、「360 Reality Audio」対応音源のミックス、レコーディングを多く手掛ける山麓丸スタジオと連携し、体験型コンテンツ、立体音響によるライブ映像配信など、音楽レーベル、クリエイター、クライアントの皆様とのコラボレーションに積極的に取り組んでおります。

Client:NHK
Digital Director:Kanta Takeuchi
Sound Produce:LADER Production
Immersive Audio Mix:Hiroshi Torigoe (山麓丸スタジオ)
Design:Wookie Choi
CG & MOTION DESIGNER:Makoto Naruse

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