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コロナ後遺症と闘う②~漢方薬での治療~

7月末に、コロナに罹ってはや1ヶ月。ここ1~2週間、後遺症なのか、倦怠感、気分の落ち込み、途中覚醒が続き、モチベーションが下がりまくり、いろいろなことがおっくうになりました。モラハラ気質の主人に、人を責めるタイプの同世代スタッフがいることもあって、さらに悪化。孤独感が増し、孤立しているような感覚。常時息苦しさを感じており、集中力が途中でぷっつり切れたり、記憶が断片的になくなることもありました。

コロナ後遺症は、コロナ自体は軽くかかった人ほど発症することが多く、女性に多いと言われています。後遺症の重症度は、年齢に関係ないそうです。思い切って、自費診療もやっている心療内科に行ってきました。

先生いわく、今まで、ストレスmaxだったときは、心身症状として眩暈を発症していたのですが、それが出ていないことから、コロナ後遺症の可能性が強いとのこと。

ここで勧められたのが、漢方薬の「加味帰脾湯」と「人参養栄湯」

後遺症は、具体的には、原因がわかっていないので、こういうときには漢方薬が一番のようです。

「どっちか好きな方選んでいいよ」とのことで、不眠が辛かったので、「加味帰脾湯」をチョイスしました。

新型コロナウイルス感染症後で体は疲弊しているので、東洋医学的には気虚(「気のエネルギーが不足している状態)もしくは血虚(血の循環が悪くなり、栄養がいきわたらない)という状況が考えられます。
加味帰脾湯は、消化器のはたらきを助けながら、「血」を補い、「気」をめぐらせることで、気持ちを落ち着かせたり、不眠を改善する働きがあります。
人参養栄湯は、三大補剤のうちのひとつですので、体力が低下したコロナ後遺症には最適です。大脳皮質の血流を増やすという報告や、ブレインフォグに効果があるという報告もあります。またコロナ後に残る咳や、脱毛に効果があったという研究もあります。

まずは、2週間、「加味帰脾湯」を服用しながら、様子をみたいと思います。





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