The View 関西ラクロス2021(6)

~2020年の前と後(各大学編)~

★大学別総部員数 一挙公開します

大げさなこと言ってますが、パンフ捲ってるだけなんで既に公開はされているんですけどね.

これを書いてるのが12月8日、関西女子は入替戦含めたリーグ戦全日程が終了しました.各部、来年の顔ぶれに変化がありそうです.

さて、ここでは大学別に部員数の変遷をみていきます.部員数については、昨年公開の”プレイバック関西学生ラクロス” シリーズの㉖~㉚にてグラフ化して掲載していますが、ここでは、そこにはない、2021年度分を加えて示したいと思います(数字の羅列なだけですけど).ちなみに、2021年参加35校(不出場2校も含む)の、平均部員数は、26.5人 です.

分け方は、2021年のレギュレーションに基づき、一部、二部、三部別とします.まずは、一部です.

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2016以降では、部員数は全体的に減少傾向にあり、かつ、2020年を挟んで各校とも更に部員数を減らしていますが、太字で表しています王者・同志社は、そうではありません.同志社は2019→2021年で、部員数を増やしています.後述しますが、2020年を挟んで増えている大学は僅かしかありませんがそのうちのひとつです.続いて、2部ですが、以下です.

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二部11チーム中、2020年を挟んで部員数の増えたは、近大(33名→41名)のみです.ちなみに、近大は、女子学生数が参加校中、関関同立に次ぐ5位です.他に、園田、大国や親和などが、あまり減っていない大学です.続いて3部です.

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向かって左側が、4校しかないですが、単独参加の大学です.太字で示していますが、京工繊と同志社女子が部員数を増やしています.また、京産は同数、追手門も2名減と、総部員数は少ないながらも、例年通りの勧誘ができた、ということでしょう.向かって右は、合同参加のうちの2019年第30回大会では一部であった2校(大教、阪大)と、不出場2校(神戸女子と京都橘、パンフには記載あるが合同チームとしても参加していない大学)、また2019年は参加で2021年にはパンフ記載の無くなった大手前です.赤字は合同参加、青字は、不出場を表しています.上位にいた大教、阪大の減少はかなりのショックです.大教の女子学生数は2021年度で約2200名(筆者調べ)ですので、学生数の少ない大学です.阪大は同じ国立大でも大教より多く、約5100名(筆者調べ)ですが、残念でなりません.

最後は、合同チームとしての参加大学です.上の2校と合わせて12校となります.大経大の減少も気になります(大経の女子学生数も2000名以下で少ないです).

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いかがでしたか.整理しますと、全ての部を見渡しても、表記載の36校のうち、部員70名以上の大学は存在せず(2019年は2校あり)、そして、

部員60名以上(70名未満) 2校(同志社、関学)

と、なっています…2019年は、70名以上も含めると60名以上は4校(関学79、関大71、同志社63、立命館64)でした.そして、

部員50名以上 1校(関大)

と、なっています.過去の50名以上の大学数は、  

2016年 70名以上2,60名以上3,50名以上3 計8

2017年 70名以上2,60名以上1,50名以上7 計10

2018年 70名以上2,60名以上1,50名以上2 計5

2019年 70名以上2,60名以上2,50名以上1 計5

そして、

2019年 70名以上0,60名以上2,50名以上1 計3

ですから、緩やかに、ではありますが減少傾向にあるなか、昨年、今年の活動自粛もあり、大規模校も減少していっています.続いて、

部員40名以上 3校(神戸、立命館、近大)

と、40名以上60名未満でも4校しかないですね.3部には40名以上の大学はありません.ただし、2019年にもありませんので3部になくても特異なことではないと思われます.それ以前での3部で40名以上の大学は、

大経(2018年46名、2016年42名)

京女(2018年56名,2016年60名)

甲南(2018年41名、2019年52名)

となります.京女と甲南は今年は2部所属、大経は3部で合同チームとして参加しています.

更に続けると、

部員30名以上 7校(体大など)

でして、3部の大学は、単独出場の京工繊しかないです.

★大学別フレッシュマン 一挙公開します

上では近年の部員数の推移を示しましたが、次に、なかでも新入生に特化し、各大学のフレッシュマン(1回生)の人数推移を挙げたいと思います.表の表し方は上と同じです.

まずは1部、2019年より増加している大学は太字にしていますが、同志社と関大です.龍谷も増えていますが、2019年が少なすぎたようです.

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2部では全体数を増やしている近大が断トツの人数です.

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以下、3部ですが、どこも部員集めに苦戦してゼロの大学もあるなか、やはり京工繊の多さが光ります.2017年以降はまずまず安定して部員を確保できているようで、学生数から推測するに、相当の尽力だと思います(その京工繊は、3部2位で入替戦に進みましたが、惜しくも敗れ昇格はなりませんでした).

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新入部員確保は下部に行くほど死活問題、あとは1年後の減少数(既報(5)では1チーム平均として約2人の減少)をどう抑えるか、ですね.

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