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プレイバック関西ラクロス2019 データ編➊

昨年の関西学生女子をデータで振り返っていきます

改めてよろしくお願いします.ラクロス数太です.関西ラクロス歴史学はちょっとお休みで、タイトル末尾が白抜き数字のシリーズは、

2019年・第三十回関西学生リーグ・女子ラクロス ゲーム中のデータ分析

に、深く着目していきます.

公表されているデータは?

ラクロスマガジン等では、ひょっとしたら各試合スコアに加えて、得点者くらいは記載があるのかもしれませんが、基本的には、チームとして公開されている数値は、以下の表のようになります.

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これは、女子1部の上位5校のみを切り取った星取表です.アルファベット2文字の記号は大学名ですが、だいたい分かりますよね.通常、このような星取表が記載されていますが、各試合のスコア、勝敗、そして順位を決める勝ち点などが表記されます.ファイナルは置いといて、1位が関学、2位が同志社でした.1位しか勝ち越していないんですね…そういう意味では昨年は関学が抜けて強かったんでしょうが、ファイナルで関学に勝った同志社は見事一発勝負に勝った、ということでしょうか.

また、3位と4位は、同じ勝ち点での得失点差です.ここでは、下位2校(大教大、阪大)は省略していまして、得点、失点は上記5チーム間のものですが、本当の順位通りになっています(よかった).

…と、各試合においても、公表されている数値はこれだけです.また、私には、オフィシャルとして、協会内に保存されている各試合のデータがどのようなものか分かりません.⑬でも記しましたように、私としては、数年前から、ゲーム中のボールの流れに特化したスコアシートを考えています.自分のやってるスポーツだからこそ、例えばシュートってどれくらい決まるのか、とか、ボールを自陣から敵陣に運ぶ(クリア)ってどれくらい成功するのか、というのを、知っておきたいのです.例えば、私は野球経験者ですので、野球で言えば3割打つバッターは強打者だ、というのは誰でも知っていますが、ゴール決定率△%のあのチームはすごい、みたいな表現をしたいんです.そう表現するなら、そもそも決定率の平均値ってどんなん?ってとこは知っておかないといけませんよね.

このシリーズでは、私がこれまでに収集したデータをもとに、話を進めていきます.人によっては、他校のスカウティングに繋がることをするな、とクレームするかもしれませんが、そんな小さなことより、もっとラクロスというスポーツを知る、ということにフォーカスしていきましょう.

最近は、データをカッコよく、”スタッツ”と呼ぶんでしょうか.どちらでもいいですが、これから詳しく関西学生ラクロス(女子)のスタッツをみていきます(主に1部ですが、2部にも触れていきます).


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