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社員日記「葛根湯を煎じてきました」

総務のごぬぬです。

今年も秋を飛ばして急に冬が来たような大胆な季節の移り変わりとなりましたが、皆様お変わりないでしょうか。

街中でも咳をしている方を見かけるようになりましたね。
よく、風邪の引き初めには"葛根湯"と言いますが、先日その葛根湯を煎じる機会がありましたのでレポートしたいと思います。

事の発端はパーソルグループ社員向けの無料セミナー「漢方であなたの健康を守る! 明日からできる実践漢方」に参加したことで、セミナーを聴講していたところ「漢方煎じ体験」なるものが開催されるとのことで、いそいそと参加してきました。

オフラインイベントは内容がてんこ盛りで、葛根湯を煎じるのみならず、漢方とは?という基礎的な内容から個別の悩みに合わせてオススメの漢方を紹介してもらえるコーナー等、私のような漢方素人だけでなく漢方玄人の参加者の方も大満足な二時間超のイベントでした。

因みに今回煎じた葛根湯は体を温めて発熱を助けることで免疫力を高めてかぜを改善する漢方として有名ですが、筋肉を緩める効果もあるため、肩こりや筋肉痛なんかにも効くそうです。


葛根湯を構成する生薬7種

生薬を齧ってみたところ葛根湯特有の甘さは甘草由来であることが分かりました。甘草は甘味料としても使われているそうです。



生薬を計量して水に投入します。


↓ 30分煮詰めた葛根湯。色が大分濃い。味は顆粒の葛根湯と同じでした。


【結論】葛根湯は煎じると甘味が引き立って飲みやすい(個人の感想です。)

オフラインイベントには、グループ各社から8名の参加者がありましたが、
全員躊躇いなく出来立ての漢方を飲んでいたことに講師の方が驚いていました。


使用した器具の紹介

この器具は"文火楽々"という名の漢方を煎じるための器具です。
使い方はケトルみたいな感じで、沸騰してから自動で時間を計測してくれる優れものです。

Amazonで調べたらなかなかいいお値段でした。


これは、薬研という漢方薬の素(生薬)などを粉末にするのに用いる金属製の器具。桂皮(シナモン)をすりつぶしています。結構力が必要でした。

時代劇や大河やらでよく見るあれです。


おまけ:竜骨

という生薬(大型の哺乳類の化石でイライラ解消になるらしい。不眠にも効くそう。カルシウム?)



もうすでに今シーズン風邪を2回ほど引いている総務のごぬぬでした。皆様ご自愛ください。