4月12日

貝塚線に乗りそびれて空港線にのると、生き埋めになりそうなくらいすでに人が乗っていた。都心に近づくまで、さらにひとが乗ってくる。乗車を諦める人まで出て来た。この時期の、朝の空港線は避けたほうがよさそうだ・・。
もともと嘔気のある日だったので乗換駅で少し息継ぎをして、遅刻する時間帯の列車に乗り換えた。JRはスカスカだった。

午後から会議。
その前に寄贈についての痛烈なルール変更の通知があった。
会議で話題にのぼる可能性もあったので、現場にいるメンバーのみ聞き取りをして、会議に臨んだ。自館と他館で温度差のありそうな問題だ。肩透かしをくらう可能性と、白熱して長引く可能性とがある。
結果、話題にのぼる雰囲気さえなかった。把握している当該担当者も出席していない。やはり・・。それで、その他質問ないですか?の時間枠で、質問した。昨日きたばかりの通知で、把握している人が数人。司会者は立場的に通知さえきていなかったため、その場で文書を読み上げてもらい共有することになった。
共感してくれる方もいた。温度差はあるものの、少しでも共有しておく価値がある。本館はあまり関心のない問題なのかもしれない。本館の別の部署の人が決定しているのだが。
帰り道、職場のインスタをほめてくれる方がいて嬉しかった。ちょうど、私が書いた記事をいいといってくれた。

会議をする館は職場よりずっと家の近くにあり、会議の帰りはいつも歩いて帰る。最近古着屋でみつけて気に入っている、ビジネスみのある皮のレトロバッグは予想に反してA4サイズの書類がぎりぎり入らない。ねじ曲がった透明ファイルのなかで、書類が波打っている。雨季にうねる髪の毛みたいだ。
西陽が乱反射して、汽水域の川面がひかり霞んでいる。
この色を何と形容したらいいのだろう。パステルか水彩でかかれてほしい景色。

家の郵便受けに着くと、クリックポストがねじこまれていた。郵便受けを半破壊しそうになりながら、郵便物を捻り出す。ずっと待っていたお届けものだった。「大切なお届けものです」と取扱注意のシールが貼られていた。

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