4月25日

朝、部屋に差しこむ陽が明るい。のは、久しぶりな気がする。
磨りガラスの窓越しに溢れる光、白い部屋。カーテンを引いた窓からも漏れる。サニールーム跡のような窪んだ空間。突き出た壁の隅にランダムに数枚敷いた白レンガ。
自分で形づくったものがベースにある、ここを出たくないなとあらためて思う。
記憶しておかないと。

溜め込んでた仕事は作業段階に入ったので、頭にスペースがあらわれる。鬱屈した気持ちとポジティブモチベーションの身体記憶、それらが入ったり出たりする。

帰り道は実家方面に。夕暮れ時の都市高経由バスに久々に乗る。一日が、陽のひかりサンドイッチになった。

寝る前にふと、ぼく脳さんのトゥーヴァージンズでの連載「もはやお笑い」(https://note.com/twovirgins/n/nfdb76b056b1e)の更新に気づいた。
今回の好きなフレーズは、
「稀にファッションの講義的なものを頼まれてゲストとして行くことがあるが、教えられることがなさすぎて、砂場に忘れられたおもちゃのようにじっと動かなくなってしまったこともある。僕のオシャレの実績なんて小2の時にくるぶしソックスを地域に持ち込んだことくらいである(十分アントワープかも。)」


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