4月23日

谷川俊太郎特集のポップデザインを迷っていて、画面上でこねくりまわすのは嫌という気が今回はしていたので、何となく浮かぶのを待っていた。
それでふっと浮かびそうなところで画面の前に座ってみたら、ものの10分くらいでシンプルなゴフスタイン風が仕上がった。谷川さんは、ゴフスタインの絵本もいくつか翻訳している。色は展覧会のチラシの色。
そういえばこないだTさんと、デザインとタイトルどうしようかなぁと、選書した本の準備を手伝ってもらいながらぼやいていて、その時にTさんがゴフスタインの絵本を一時期集めたと話していたのだった。
シンプルでおしゃれだよねと話しながら見た印象が、記憶に手ざわりを残していたのだろう。もともとシンプルなデザインにしたいと思っていたことと、色、進行上で関連したことなどの要素が適度に交差してくれたので、作ってみてすぐ腑に落ちた。タイトルの「ことば」の部分だけ、回転させてあそんだ。
今度Tさんに、できたよと伝えよう。

夜、センスの哲学の本を読み進めるのを中断して、はじめにもどって味わい直す。この本はいたるところがすばらしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?