トランス当事者の、トランス女性の女性用スペースの利用に関する意見2。


こちらの記事、比較的多くの方に読んでいただき、誠にありがとうございます。

こちらの記事に関しまして、補足して説明しておくべきことや、読んでくださった一部の方々には謝罪をしなければならない、そういうこともありましたので、私なりの説明の仕方で短く補足したいと思います。

私がもし示さなければならないとしたら、トランス女性の女子トイレの使用基準について。

こちらに関しましては、このように私は基準を示したいと思います。

戸籍変更済、戸籍変更前問わず、表向きは不特定多数が利用する場は全面使用禁止でも問題ないです。

何故この意見であるかというと、戸籍変更済でありながら、女子トイレでの迷惑行為等を動画で上げている方も見受けられ、また、戸籍変更済みであるものの、見た目等によりトラブルとなってしまう場合もあるため、という理由です。
しかしながら、ならば見た目基準とするのも、防犯的観点としては良くないと私は考えます。実際にその人の見た目が使用するに値するかどうかは、客観的に判断することは細かく言えば困難なのではないかと考えます。

それ故に、運用上はルールとして「全面禁止」を掲げることに関しても、私は問題ではないと考える点です。

現状日常的に特に問題もなく、問題行動も起こさず利用しているトランス女性はどうすればいいのか。

これに関しては、こう言わせてください。

戸籍変更済みで、問題なく使っている方に関しては、引き続きの利用で問題ないと考えます。

法的移行が済んでいて、日々問題なく利用している方に関しては、「トランス女性」としての観測があまりされないものと考えるため、ルール上の「全面禁止」となってもさほど問題となることはないのではないか、そう考えます。

これに関して私なりの表現で表現するならば、「ダイブ禁止を掲げる、ダイブ黙認のライブイベント」のようなものと考えています。

鋭利なものや引っかかるものを身に付けながらダイブする、そんなダイブするのに不適格な人にダイブをさせる、ダイブしながら暴れる。これはライブマナーとして私は最悪のものと思います。
これと同じように、トイレ内でカメラ撮影をする、見た目や行動が不適格な人に使用を示唆する、「トランス女性」「男性」が利用したことをわかるような行為をする。これは安全上絶対にあってはならないですよね。

でもそうでなく粛々と「トランス女性」「男性」が利用しました、そういうことが観測されないのであれば、至極言えば問題にはなりません。しかしながら、「女性」や一部の「トランス男性」等の安全のための空間でありますので、いかなる人も、それを阻害することを表向きに教唆することはあってはならないと思います。

そんな筆者は、どのトイレを利用しているの?

実際のところは、基本的には女性用のトイレを利用させていただいております。

現状仕事上も女性として採用されて仕事をしておりますし、「男性」「トランス女性」としての表向きの私を出すことは基本的にはない生活をしているためです。

実際に本気で安全を考えている方、申し訳ございません。

反対を表明しながら、自分は利用しているのは、大きな矛盾ですよね。

ただ、この大きな「矛盾」の状態にしておかないと、曖昧な基準では訴訟問題等にも発展してしまうと思うのです。

診断書や見た目を基準としたとしても、全体的な「客観」を当人が把握できているとは考えにくいですし、「診断書」を基準にした場合でも、そのための「診断書」を乱発する医者も出てくると思いますし、その「診断書」が権威主義による無価値なものにもなりかねません。また、戸籍基準も、トラブルを起こす方や、見た目等でお断りせざるを得ない方を考えると基準にはできないのではないかと考えてしまいます。

それ故の私は「全面禁止」としています。

「トランス女性」という存在が曖昧である以上は、利用基準なんて作れない。

正直に私は思います。「トランス女性」の基準って何なんでしょうか。沢山の学者が考えて、国際的な基準も確かにありますが、その基準となる定義も曖昧に感じます。

更には、診断書を取得することや、手術にアクセスすること、そこから法的性別を変更すること、これに関して、金銭面に余裕があればハードルがとても低いものであります。

そのような状況ですので、少なくとも日本においては、「トランス女性」を個人ごとに定義することはなかなか難しいことではないかと考えてしまいます。また定義することによって「様々な格差」が浮き上がってしまうことも感じて、臭いものにふたになってしまうとはいえ、最大限の定義かつ曖昧なものにするしかないのではと思います。

それ故に出した答えが、先日の記事の冒頭で出した見解になります。

議論して明確な基準を出す必要性のない、むしろ出さないべき問題

なのです。


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