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新米ママの子育て日記

お散歩デビューまでの約2か月

ママの子になったのが2月11日。それからお散歩デビューの4月20日まで、私は地面の上を一度も歩いたことが無い。外へ行くときは必ずママが抱っこしてくれた。そのうち、だんだん体重が増えて重くなった。そのころ私の体重は13.3kgになっていた。抱っこするママが可愛そうだなと思った。

私は小さいころからよく褒められていた。

例えば、名前を呼ばれてママを見たら褒められ、そのままママの所へ行けばまた褒められた。座っても褒められ、ボールを追いかけては褒められ、ボールをママの所へ持って行っても褒められた。

ボールを口から出すと褒められ、ママについて歩いては褒められ、寝転んでは褒められた。

色々な動作にシツト・ダウン・キャッチ・ドロップ゜・ヒールなんてママが言ってたよ。最初は全然わからなかったよ。

座るたびに「シット」って言うから、シットと言われると座るようになった。

家の中では毎日が楽しかった。今日はどんなことで褒められるのかなと考えていた。

叱られることもあったよ。叱られるのは噛んではいけないものを噛んだ時、食べてはいけないものを食べようとしたときぐらいだった。後は、鳴くとかまってもらえない。

小さいころから色んな人に遊んでもらったよ。遊ぶのは楽しいしいっぱい褒めてもらえる。私は遊びの中でしていいことといけないことをどんどん覚えて行った。

家の中では、ボールやロープやぬいぐるみなどのおもちゃで遊んでもらった。

ロープのおもちゃではママと引っ張りっこ。引っ張りっこは楽しいよ。いつもママが勝つけどね。ママが「おしまい」というと引っ張りっこは終わる。

ボールではレトリーブ。ママがボールを投げると私が取りに行く、私がホールをくわえるとキャッチという声が聞こえてくる。くわえて戻ってくるとドロップって声がかかる。口からボールを出すと「さくら、グッド」と褒めくれる。

ぬいぐるみは柔らかくて、カミカミしているとお母さんのことを思い出す。だから、寝るときはいつもカミカミしていたよ。

お休みの日にはいろんな人が私に会いに来たよ。みんな決まって私がトイレに行くと「ワンツーワンツー」って言うんだ。そして、うまく出来たら「さくらちゃんグッド」て褒めてくれたよ。

おもちゃで遊んでくれたり撫でてくれたり、とっても楽しかったよ。

遊んでいる時、おもちゃ以外のものをかじったら「ノー」と大きな声がして齧るのを止めた。止めると「さくらグッド」と褒められた。

褒められたり叱られたりを繰り返すうちに、遊んでいいおもちゃと遊んじゃいけない物の区別がだんだん分かって来たよ。

byさくら


ママの覚書

子犬は遊びながら色んなことを覚える。

家に来た時から躾は始まるがこうしなければならないなんて構えることは無い。

躾の基本は褒めることと叱ること。褒めることはとても有効だ。

さくらは家に来た日からよく褒めた。

遊んでいる時子犬は色んな動きをする。座ったり、立ったり、寝そべったり・・・そんなときすかさず自分が子犬に覚えさせたいコマンドを言う。

例えば座ったらシット、そのまま座っていたら「グッド」と褒める。何度も繰り返すうちにシツトという言葉が座るという動作と結びつく。何度も繰り返すうちにシットといえば座るようになる。

外へお散歩に出るまでの間は、出来るだけたくさんの人に遊びに来てもらうのがいい。人間との信頼関係を築く基礎になると考える。

注意する点は、どの人にも子犬に対して同じ態度で接してもらうこと。そうしないと子犬は混乱してしまう。

我が家では、トイレに行ったら「ワンツー ワンツー」と声をかける。上手に出来たら「さくら グッド」とほめる。

行けないことをしたら「ノー」と言う。

褒めるときには名前を言って褒める、叱る時にはノーだけで名前は言わない。

遊びながら体を撫でたり触ったりしながら思いっきり遊ぶ。をお願いした。

お友達のおかげでさくらは人が大好きなよい子に成長した。

遊びのルール

始めるのも止めるのも私が決める。

止めるときは必ず「おしまい」と言って止める。

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