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世の中はやさしさに満ち溢れている @mikaikeda6

今日は一粒万倍日で満月というおめでたい日だったようです。ラブソルからも美しい満月が見られました。

しかし、そんな良い日にラブソルは近年稀に見るレベルの切羽詰まった1日を過ごしました。

必死に記事を仕上げる人、Webサイトの打ち合わせをする人、経費精算をする人などなど。

私はというと、中国からの荷物の受け取りについて、やりとりをしまくっていました。

これ、実は明日使用する品物が、まだ届いていないという結構肝の冷える事態です。
本当は年末に送られてくるはずが、なかなか生産が進まないということでズルズルと日が過ぎ、あれよあれよと直前になってしまったのでした。
もちろん毎日のように催促をしていましたが、文化も言葉も違う国とのやりとりなので、なかなか思うように進みません。
もっともっと余裕を持つべきだったと反省しきりです。

ということで、この事態に陥っていること自体は全く褒められたことではありません。毎度毎度ギリギリになっていい加減にしろよと自分でも思っています。

ただ、今日はこのギリギリ事件があったために、人のやさしさを痛感した1日でした。


まさかのオフィスで大泣き(笑)

これ、あんまりよくわからないかもですが、オフィスで突然泣き出した私と、それに爆笑する面々。

なんで泣いてるかと言いますと、このツイートに書いてくれてますが、中国の工場と今日いちにち全く連絡が取れなくなっていました。いつもはメールのレスがすごく良い人なのでどうしてしまったのか…まさか約束した荷物を放棄してトンズラか? それとも病気で休んでいる? など色々と想像して青くなっていました。

ひたすらメールはしていたのですが、音沙汰なし。
そろそろやばいぞ、というところで、ゆかから前の日本での担当者に頼ってみたら? との一言が。
以前の担当者は日本語ぺらぺらの中国人の女の子で、日本での担当をしていました。その子が退職してしまい、中国と直接やりとりになっていたのです。

すでに退職している人で、その後私も連絡を取っていなかったので、想像もしていなかった私。
恐る恐るLINEをしてみたところ、「もう連絡を取っていないし連絡先も削除してしまったのでごめんなさい」との返事。
そうだよね、そうだよね、と思ったものの、ひとたび頼り出したら突然図々しくなる私。
「ラブソルの荷物がどうなっているか電話で聞いてもらえないか?」と電話番号をつけてお願いしてみました。
とはいえ、その前のそっけない返事があったあとなのでほぼ期待もせず。

それから数分後、いきなりLINE通話でその女の子から着信が!
びっくりして電話に出たら、中国の工場に電話をしてくれたとのこと。荷物は必ず今日出すから安心してというコメントをもらってきてくれました。

まさか、電話をしてくれるなんて思ってもいなかったので、びっくりするやら感動するやらで、電話の最後にはちょっと声が震えてしまいました。そして、電話を切るなり号泣。
だって、その子にとってなんの関係もないし、なんのメリットもない、単なる面倒なことなのに、電話をかけてくれたんですよ。
もう、思い出しても泣けてきます。


作業をする仲間を募ったら、たくさん集まってくれて感動

品物は無事に届きそうになってきました。

そうすると、次は納品です。

これ、最初にも書きましたが届く予定の当日に使うのです。お客様のパーティーのお土産としてご注文いただいたものです。
本来であれば、事前に届いたものをラブソルで箱詰めして送ります。ただ、こういう状況でそれが間に合わなくなってしまいました。

そこで、中国からの荷物をパーティー会場に直送、箱も直送し、会場で受け取って梱包するという、超ギリギリ作戦を取ることになりました。

明日の夕方から都内某所で梱包作業。
最初、私が1人でやろうかなというくらいの気持ちでした。ただ、個数が多いので終わらない可能性もある。第一荷物が確実に届く時間はまだわかっていない状況です。
ここでまたゆかからのアドバイス。
絶対に間に合わせることが大事なんだから、人員を確保しておくべき。Twitterでもいいから募集してみたら? と言われました。

えぇ〜、Twitterで募集? 大丈夫かな、人集まるかな、むしろ変なことになったりしないかな。と思ったりもしましたが、思い切ってツイート。
合わせて知り合いに声もかけました。

ゆきえちゃんが実家に帰る日程を送らせて手伝ってくれると言ってくれたり、元ヅカスタッフ仲間のなしこが手伝いを申し出てくれたりしました。

そして何よりびっくりしたのが、Twitterで多くの仲間が手を上げてくれたこと。

謎の作業、謎のツイートにこんなに反応してくれるなんて、神様なの? と思わざるを得ませんした。


あ、ちなみに、ずーっと連絡が取れなかった中国の工場ですが、23時近くなって(現地時間では22時少し前)、担当者からメールがきました。
今日終日工場で、うちの商品の包装を手伝ってくれていたというのです。
もちろん、事前に言っていた納期を過ぎているので良くはないのですが、ギリギリの期日に間に合わせるため、工場に行って手を動かしてくれたことに感動しました。通常は工場勤務ではなく営業だったり貿易だったりの仕事をしているホワイトカラーの方です。
私の管理が良くなかった、これからもうまくお付き合いしていきたいと思わされました。


こんな風にバタバタしていたら、面白いことを言われました。

奈良で履物の製造販売をしているむねさんから。ラブソルの日常がドラマチックと言われました。
これには、今日のバタバタがあったので恥ずかしいやらちょっと嬉しいやら、複雑な気持ちに。
まあ、人生コンテンツです!


人に頼ってもいいんだな…優しさを感じてほっこり暖かくなりました

これは今日の学び。

私は昔から人に頼るのが苦手で、自分でなんとかしようとする傾向があります。
でも、今日ゆかに言われていろんな人に頼ってみて、結局、ものすごく人の優しさを感じました。
泣いたり笑ったり…ちょっと忙しかったですが(笑)
最終的にはなんだか暖かくて良い日だったなと思います。

1人の力って結局大したことないんですよね。
人に頼って、ちゃんと感謝をして、自分も何か返す。そんな素直な循環を回せる人に今年はなりたいな。
珍しくそんなことを思う日でした。


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LA BOUSSOLE
代表 池田 実加
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