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めげない、下を見ない、ただ愛する! @yuka_lab12

あったかいなーとぼーっとしていたら、夕方になり、たちまち寒くなってきました。
そうだ、この季節は気温が乱高下したり強い風が吹いたりして、なかなか落ち付かないのであった…。

季節の変わり目、そして世界的なウイルスの流行。
大変な時期を過ごしていますが、免疫って心の状態も大切みたいですから、元気に行きましょう!
私は無駄に元気です、代表の由香です。

今週は "ラブソルと私" というテーマで、それぞれの想いを綴っています。

" I " から " We " へ。スイッチが切り替わった

私がラブソルを作った理由は、これまで何度か書いてきました。インタビューでも話したことがあったと思います。

「ラブソルと私」というテーマが今、目の前にあって、言葉として残しておきたいとすればそれは、「ラブソルと私」から「ラブソルと私たち」への転換についてです。

もともと、ラブソルは共同代表の私と実加の二人で設立した会社です。大きくシェアを取りに行く予定もなく、自分たちの手の届く範囲で、やりたいと思う仕事を、できたら世界のどこにいてもできるような状態で続けられたらと思ってはじめました。

自分たちのわがままをすベて叶えてくれる会社なんてこの世にありっこないから、じゃあ作ろうということになっただけのこと。
胸を張って世間に説明できるだけのものもありません。
その思いのとおりに、設立から5年ほどは外から見たら大した変化もなく経営を続けてきました。

気がついたら尊敬できて、とにかく素敵なクライアントさんばかりに囲まれた、それはそれは幸せな環境でした。だからこそ、私たちを信頼して色々なお話しをくださるクライアントさんに、現状では応えられないことがあることが苦しく思うようになりました。

さらに、いくつかのコミュニティに関わることによって、大好きだな、と思う人たちにも出会って行きます。
その人たちにも、生きていたら様々な変化が訪れます。その時、私と実加は経営者として何の手も差し伸べないのか、と葛藤することになります。

二人が楽しく生きて行ければいい。から、私たちもラブソルに関わってくれるクライアントさんや取引先、それから一緒に仕事がしたいと思う人たちも、みんなで楽しく生きて行こう。そのための責任なら追おう。
カチッとスイッチが入ったのです。

そのあたりの経緯は、だいぶ前に書いたこちらを読んでいただけたら嬉しいです! この頃は、まだ4人だったんだ…!

私たちほどにラブソルを愛してくれる人は、この世にいない

私と実加の、二人にとっては大きな大きな、けれど世界からみたらみじんこのように小さな決断。
人を雇用すること。そして、業務委託という形式ではあれど、もっと踏み込んだ関係を築くアライアンスという働き方をしてもらうこと。
経営者としてちっぽけで、自信も確信も持ち合わせていない私たちにとっては、不安で手が震えるような決断でした。

人が増えると、当然、仕事もたくさん取らないといけません。その人の人生にも責任があるから、もうドッキドキ。
お給料はもちろんのこと、ビジネスパーソンとして良い経験が積めるようなお仕事を取ってこないと! というプレッシャーもあります。

大変なことは大変だけど、楽しくもなりました。
ずいぶんと社内が賑やかになって、仕事で嬉しいことがあればみんなで笑って、悔しいことがあればみんなで話して、次に向かうパワーにすることができました。
チームだからこそ受けられる仕事の幅も増え、こうして公式noteを開設したり、交代でみんなで描き続けたりすることもできるようになりました。

まぁでも、人が増えたらあるあるですが、経営者である私たちの思いが伝わらないのかな、と思うような出来事も起きます。
それはないでしょう、と思うような仕事への姿勢に落ち込んだり、「辞めたい」と言われたり、伝えたつもりの愛情が違う方向に受け止められたり…。
すベて私と実加の不徳の致すところでしかありませんが、未熟な二人はしっかり落ち込みます。

たっぷりの愛情と誇りを持ってこの会社を育ててきた。小さくても、誰にも恥じることのない会社だと思っているんです。
でも、そうじゃないのかもしれないと、絶望的な気持ちになるわけです。

やはり、経営者と従業員(と、ここでは一括りにさせてもらいます)では、立場が違うから分かり合えないのか。
私たちほどに、このラブソルを愛してくれる人なんてこの世にいないんだ…。

いやーもう、あの重苦しさ(笑)
何度か陥りましたが、あの状態には決して戻りたくないですね。

それでも私は、「チーム」で遠くまで行くことを決めた

結果的に言うと、私たちのようにラブソルを愛してくれようと愛してくれなかろうと関係ない、というところにたどり着きます。
ええもう、散々考えたし苦しんだけど、結論なんてそんな斬新なものは降りてこないのです。

ただただ、自分が愛したいものを愛せばいい。通じようと通じなかろうと、愛情なんて勝手に抱くものだから。
相手がどうするかは、相手の問題である。
それをちゃんと切り分けられると、途端に問題なんて溶けて無くなったりするんです。

このような出来事を経験して、人とやっていこうと決めたなら、貫かないとならないことがあることに気がつきました。

人づくり・組織づくりは、一直線に上手くいくことなんてないんです。私自身がそうであるように、誰も完全に自分の行動をコントロールすることなんてできないから。生きていたらいろんなことが起こり、自分はしっかり立っているつもりでも、人から大きな影響を受けるもの。それが人間。

だから、とにかく「めげない」!
人を、組織を育てていこうと決めたなら、「下」を向かない!

コントロールできないことに心を持っていかれるのは、もったいなさ過ぎるから。
我ながら、良い結論にたどり着きました(笑)

そもそも、ラブソルを大きくしたいなと思ったのは、世界があまりにもものすごいスピードで変わっていくから。
そんなものに、みんながみんな即座に対応できるわけないじゃないですか。

世界は進化し変化していく。
では、私は?
変わっていかなければいけないの?
その問いに対する私の答えは、必ずしも変わる必要はない、です。

自分が思うよりも人間の適応力は高いです。人はこれまで、どんな変化にも柔軟に対応してきた。
即座に対応する個体もある。そうでない個体もある。
それでも全体として人が栄えてこられたのは、群で生きる動物だからだと思うんです。

群で生きる良さを生かす。
そうすることによって、個々の適応スピードは違ってもいい。

例えば私は切り開くのは得意です。完全にゼロイチ型。
でも、維持するのはあまり得意ではありません。飽きてしまうんです。
ラブソルには、決まったことをコツコツとやり続けるのが得意なメンバーもいます。

それでいい。それが、組織を強く大きくするから。

私とラブソルは、極めて生物(なまもの)です。
失敗したり、落ち込んだり、うじうじしながら、全然コントロールできずにもがいているだけ。

ただ、そこには「愛」だけは潤沢にあるんです。

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週に一回月曜日の午前中、ヨガの先生をお迎えしてZOOMでヨガをしています。メンバーは無料で参加できます。

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こんな時だから、つながりあって生きていく場所をつくりたいと思っています。


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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香 noteTwitter


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