9年目の今日に思うこと。 @derami_no
こんばんは。ラブソルアライアンスメンバーのでらみです。
お夕飯まだの方、突然の飯テロ失礼いたします🙏
今日も代表・実加さんがランチを作ってくださいました! 栄養満点で美味しいご飯。本当に有難いです。ごちそうさまでした。
▼新製法のクリームシチューとサラダ。すでに美味しいですが「次はもっと美味しく作れる!」(by 実加さん)実加さんの職人魂が光ります。
▼明太子パスタ。ゆきえさんのお土産のペペロンチーノソースと由香さんのふるさと納税の返礼品の明太子使用。絶品。
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311
この数字が強い意味を持つようになってから9年という歳月が流れました。
今日で東日本大震災から9年目。発生時刻の14時46分、私たちもそれぞれに黙祷を捧げました。
東日本大震災が発生した2011年3月11日、私は青森県八戸市という港町で暮らす、高校1年生でした。
この震災と以降の日々を通して、私は生まれて初めて、死の匂い、それも大量の死の匂いというものを直に感じました。
亡くなった人と私を隔てるものは、髪の毛一本分ほどの違いでしかないことも、本当の苦しみは惨事のあとにあることも、人を人でなくするのも人であり、人を人たらしめるのもまた人でしかないことも。頭でっかちに知っていたそれらを、目の背けようもないくらいに突きつけられました。
そして今また、あの時と似たようなものを感じています。新型コロナウイルスとそれに伴う経済の停滞。
何もできない自分の不甲斐なさに腹を立てていた高校生は、何かできる大人になっているのか? そんな問いを自分に投げかけ、またしても感じる不甲斐なさに今度は少し絶望したあと、思い直してこんな風に思っています。
きちんとご飯を食べて、お風呂に入って、お仕事をして、人と話をして、体を動かして、自分の「好き」を味わう時間を大切にして。そういう当たり前でないことを、さも当たり前かのような顔をしてやること。これが結構、大切なんじゃないかと。
それと同時に、ふっと力を抜ける場所を持ったり、つくったり、保ったりすることがいつも以上に重要なんじゃないかと思っています。不安や孤独は私たちが思っている以上に私たちを蝕むし、シャンとしようと伸ばした背筋がつりそうになることもあるから。
あなたが大切に思えるなら誰だっていい。家族でも会社の同僚でも近所のパン屋のおじさんでも画面の向こうのひとでも。どうか心だけは閉ざさずに、この厳しい状況を乗り切っていきましょう。
こんなのも、あります。
この3月からラブソルが運営しているオンラインコミュニティ「喫茶 ラブソル」にはささやかでゆるやかなつながりがあります。
初めてドアを開ける時って、緊張でギュッと体が硬くなってしまいませんか?「わかる」と思った方、ぜひいらしてみてほしいです。ここには、コミュニティに入ることも、受け容れることもたくさんしてきたひとたちばかりだから、びっくりするほど自然に居られるんじゃないかと思います。
▼入店方法はこちらの通り。いつでも、ゆるりとお待ちしてます。
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サムネイルは地元・八戸の名勝「種差海岸」。2013年「三陸復興国立公園」という名称で、国立公園の一部に指定されました。この写真は震災から2年後の2013年に撮影。美しく広がる天然芝や植物たちも波に飲まれましたが、たった2年でその姿を取り戻しました。
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デザイナー/クリエイティブディレクター
でらみ
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