「若い子はすごい」って片付けるのはダサい、とわかっていてもなぜ思ってしまうのか @mikaikeda6
令和初、東京に雪が降りました。現在17:35で気温4度。先日函館に行ってきたので、それと比べるとそこまで寒いとは感じませんが、まあ寒いです。
ただ、なんだか毎日めちゃくちゃ楽しいラブソルの代表池田です。
そんな寒い中、今日はめちゃくちゃホットなイベントがありました。
ラブソルメンバーが所属するオンラインサロン、箕輪編集室の女性チーム主催で、人気ブロガーで著者でもあるかんころさんのイベントです。
こちら、イベント終了と同時にアップされたリアルタイムレポートです。
講演の詳しい内容はこちらをご覧ください。
めちゃくちゃ良い内容だったので、それについても次回あたり書きたいなと思います。
が、今回は別のお話。
実は、このリアルタイムレポートを書いたのは大学生の女の子でした。
そして、グラフィックレポートをしていたのも大学生。
イベント前に告知のnoteを書いてくれて、当日の運営にも手を上げてくれたのは高校生でした。
どうしても若い子が活躍すると、「高校生or大学生にしては」という見方をされがちです。
高いレベルを期待せず、「高校生or大学生にしては」いいじゃん。というような加点方式で褒められることも多いのではないでしょうか。
ただ、箕輪編集室のようなコミュニティにいると、大人と学生が混じって活動をすることになります。その中で出してきたアウトプットが「高校生or大学生だから」という枕詞をつけなくても、十分に高いクオリティということがよくあります。
先日、上に貼ったnoteが高校生の女の子から出された時、頭をガツンと殴られたような衝撃を覚えました。
そこには自分の気持ちが、ストレートに伝わる簡易な文章で素直に綴られていました。
で、そのあとひとしきり、彼女に限らず最近の高校生やばい! 優秀すぎる! と社内で熱弁を振るいました。
熱弁を振るった後、Twitterを眺めていたら、ちょうどこんなつぶやきを見つけて、また頭を殴られました。
言われてみれば「若いのにすごい」と言うのは、先ほど書いていた「高校生or大学生にしては」が頭の片隅にあるから出てきた言葉だよなぁと思います。
「若い」かどうかは判断の基準にはならず、その人自身がどうなのか、アウトプットのクオリティが高いか低いか、自分の好みかどうかが基準になるべきです。
自分は権威や年功序列にはあまり影響されないタイプだと思っていたのですが、体に染み付いた「常識」で考えていたのだなぁと、ダサい自分を反省したのでした。
ただ、この後もう少しこの件について考えてみたときに、少し違う方向性もあるのかなと思いました。
上では、「若いのにすごい」と言う判断に至る要件として「高校生or大学生にしては」と言う、基準を下げるものがあったと考えました。それについては、ダサいなと反省しました。
もう一つ、「若いのにすごい」に至る要件として、「自分がその年齢の時は…」と言うものがあるのではないかと思いました。
自分自身を振り返ってみて、会社員になった頃からについては良いのですが、高校生や大学生の時については「まるで意識の高くない普通の学生」だったと言わざるを得ません。
学校の勉強:普通
バイト:たまに小銭稼ぎをする程度
サークル:趣味で楽しむ程度
今の子たちのように、やりたいことを探してインターンしたり、コミュニティに入って手を動かしてみたりなんてことは皆無です。
時代的にそういったものがなかったのもありますが、そうではなくて、枠からはみ出ないつまらない人間だったと思います。
そこには血の滲むような努力も、圧倒的な思考も行動力もありませんでした。
だから、若い子たちがガシガシ動いているのを見ると、眩しくて、感動して「若いのにすごい!」 となるのかもしれません。
ちなみに、会社に入ってから、起業してからは、人がやる以上に働いてきた自負があるので、そのくらいの年代の子が出てきてもあまり「若いのにすごい」とはなりません。
だから、これは私のコンプレックスの裏返しだったのです。
あぁ、なんとダサいことよ。
過去の自分の束縛により、若い子が眩しく見えるなんて!
どうしろと言うのか…
できることは、今を頑張るしかない
と、思います。
また何年、何十年かたったときに、今の私の年齢の人をみて「若い人はすごい」なんて言わないで済むように。
若いかどうかではなく、結果を正しく判断できるように。
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【今日の一枚】
本日のイベント、運営メンバーでの一枚。
キレイ女子ばかりのイベントでしたが、みんな熱くてガッツのある人ばかりで、気持ちの良い時間でした。
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LA BOUSSOLE
代表 池田 実加
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