AdobeStock_86672831羅針盤

緊急でないけれど、重要なこと。未来のために種を蒔く @yuka_lab12

即位の礼というなかなかに稀有な行事を、人生二度も垣間見ることができるとは幸せだなぁと思う、ラブソル代表の由香です。

こういう時しか見られない、皇族の方々の美しい十二単姿に私はときめきます。我が国特有の色の重ね、衣を重ねることで生まれる気配の美しさ…。
なんて感じ入っていたら、弊社社員さよのこんなつぶやきが目に飛び込んできました。

今、さよは、弊社に入社してから初めて自分で最初から最後まで担当するノベルティ案件に取り組んでいます。もともといた業界であるアパレル関係のこのノベルティは、クライアントさんのご希望でインバウンドに向けたものになりました。

どこでも作れるノベルティなんて、ラブソルで作る必要はない。

常日頃から私はそのように言っているので、さよは最大限自分にできることを考え抜いて、ノベルティにセットする台紙をデザインすることにしたようです。素敵、素敵。
全体の雰囲気に合わせて、和の色をセレクトしているんですね。十二単にときめくように、私は和色が大好きです! なんとも言えない微差な色の違いも、美しいその名前も…、ときめいてときめいて止まりません。

こんなサイトなんて、ずーっとずーっと眺めていられますっ。

そんなわけで、でもないのですが、弊社ラブソルの二色のコーポレートカラーには「浅葱(あさぎ)」と「真朱(まそお)」という和色を採用しています。

学生時代には、かのパリに留学していた経験を持つ私。社名も、もちろんその関わりから「羅針盤」をフランス語にした「LA BOUSSOLE(ラブソル)」になったところはあります。

けれど留学してみてわかったのは、私は骨の髄まで日本人であるということでした。日本人として、日本の文化も風土も愛している。
そんな私が日本で会社を作ってやっていくことへの思いを込めて、会社の色は和色から選んだのです。

普段は忘れているようなことだけれど、人にそれぞれルーツがあるように、会社にもこういったルーツは必ずあるもの。社名の由来や、コーポレートカラーに込められた思いをたまに思い返すのは、大事ですね。

ずっと会社のサイトをリニューアルしようしようと言っているのですが、一向に実現できていません。
これは、『7つの習慣』でいう所の"緊急でないけれど、重要なこと"と言われる「第二領域」に当たります。
今すぐやらなくても大丈夫だけれど、先のことを考えたときにやっておかないといつか詰むよ、というもの。

(稲垣さんに撮っていただいた写真、いつ使われるんだ問題勃発中)

こうしたいなぁという思いを胸に、目の前の仕事に追われるだけでなく、未来に向けた種を蒔く。
あとまわしにしていては、いけませんね…。

今日は、新しいお仕事のための打ち合わせもありました。ええ、祝日なんて関係ないんですよ、ラブソルには。
このお仕事も会社のルーツや未来に関わるもので、まさに種を蒔くお仕事で今からドキドキしています。

ラブソルでは、ノベルティ事業を主軸としています。ノベルティというものづくりは、なくてもいいものをわざわざ作って大切なお客様にお配りするという行為です。なくてもいいものですから、意味あるものでなかったらぽいっと捨てられてしまうかもしれないのです。

いらないものはこの世に生み出さない。

これも、私たちのポリシーの一つです。
そのためには、クライアントさんのルーツだったり、未来だったりについて一緒に真剣に考える必要があります。時間も労力も一番かけるべきなのは、ヒアリングです。

そのせいか、そういった思いや物語を聞いて言葉にすることはちょっとだけ得意です。おかげで、オウンドメディアのお仕事をいただくようになったくらい! これから始まるお仕事もそんな感じのもの。

目の前のお仕事も、未来への種蒔きも、全力でやりますよ…!


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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香 note Twitter


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