お茶と果実

【お口直しのシャーベット】

20年前私が【シェ松尾】にフランス料理を食べに行き衝撃を受けたのが、メインディッシュ前に提供された【お口直しのシャーベット】
当時の私にはその演出が素敵過ぎて、興奮するとともに、口の中をリセットし、次の皿に繋げる一皿という【コース料理】だからこそ表現できる世界観の料理に魅了されました
その後、魅了された私は【シェ松尾】に就職し、フランス料理人としての人生を送ることになりました。

20年経ち、私が新しく考えた【料理】

お茶と、果物

•旬の果実のコンポートをイメージ、果実には火を入れず、フレッシュで切り立て
•蜂蜜漬けにした柑橘のエキスをお茶で割り、凍らせグラニテを作る
•お茶を丁寧に抽出

その３つを組み合わせ、デザートの前に食べる小さなお口直しのデザートを作りました

お茶と果実の組み合わせの巧みで【コース料理】を素敵に演出します
淡い味わいと渋みを重ねて華やかに仕立てました

今回の組み合わせは
無花果、翡翠蜜柑、ジャスミン茶

季節により、いろいろな組み合わせを創作していきます、冬は温かいのもありかな？

ディナーコースのメインディッシュ後にご提供してます。是非お召し上がりなっていただきたい料理です