就活中のあなたへ。

就活中に、自分が意識していたことをふと思い出したので、書いておこうと思う。たぶんこれは、新卒の就活、転職、どれにも当てはまることだと思う。キーワードは「その会社は、自分と真摯に向き合ってくれるのか」。

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私は、就活中に一つのことに気がついた。

私がやってきたことをばかにするような物言いをした会社には入りたくない。

そう意識するようになっていた。

とあるA社(仮名)。面接中、突然サークルの話を切り出された。大学院のときは所属する暇もなかったので(というか、他大学の大学院に入学したからサークルにはいっても馴染める気がしなかった)、大学時代のサークルの話(映画研究会で映画を制作・上映した話)をした。

相手の目は、私をバカにしたような目つきだった。

聞かれたから答えたのに、バカにするような目つきをされて異常な不快感を覚え、この会社には入らないと思った。結局この会社には落ちたのだが、全く後悔はしていなかった。

とあるB社。試験希望者は私1名。目の前にはおじさんだらけ。志望動機、大学時代に取り組んだこと、など一通りのことを言い終えたところに、突然、資格の話になった。私が普通自動二輪免許を持っていることについて指摘してきた。

おじさんたちは、笑った。まるで女性が興味本位で普通自動二輪免許を取得したことが意味不明だというような笑いだった。

その瞬間、自分がやりたい、と思って取り組んだことを否定された気がした。結局この会社からは内定をいただいたが、行く気は0%だった。

他にも、もっとやばい話(面接中なのに仕事の電話を始める某メディアのクソみたいな面接官の話)とかあるのだがそれは置いておく(いつか書くと思う、ちなみにその某メディアに対しては一切信頼を置くことができなくなった)。

逆に、自分が入りたい!と思った会社もあった(そのうちの一つが、今勤めている会社)。それらの会社は、私の取り組んできたことを否定せず、真摯に向き合ってくれた。おそらく会社側は、「この人と一緒に働きたいか」を意識して私の事を見てくれていたんだと思うし、私も面接官の方が私に真摯に向き合ってくれたことで、「この人達と働いてみたい」と直感だけれども感じていた。

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4月になり、多くの企業で面接も始まってくると思う。そのときに、

これから一緒に働くかもしれない人に対してバカにした態度を取るような人たちと一緒に働くなんて、願い下げだ!

って気持ちで面接を受けてみると、名の知れた企業だけど、この人たちと仕事したくないなとか、小さな企業だけど、自分のことをきちんと見てくれるし、自分と相性の良い会社かもしれない、とか見えてくるかもしれないよ。






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