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ベトナムで現地採用として働こうとしている俺へ

ここでは、ベトナムで現地採用として働く方にお伝えしたいことがあるのでつらつらと書きたいと思います。

現地採用だけは止めろ!無能なお前はやるべきではない!
と昔の自分に向けて言いたいですね。
正直後悔している面もあります。(もちろんいい面もありますよ!)


その前にまず私の経歴は以下の通り。
2017年:駐在員としてベトナムに4年間滞在(某Hのつく旅行代理店)
     ※現地採用面接を50回以上経験(もちろん面接側として)
2021年:転職し現地採用として現在も仕事中(不動産業など)

そんな私ですが、今回これを書くことに至ったのは自分がこれまで感じたことを文章化しようと思い立ちつらつらと書いています。

それでは本文に参りましょう。



ベトナムにおいて現地採用を採用していくことは、ビジネス拡大やグローバル展開を図る企業にとって必要不可欠なものなのは百も承知です。

しかし、ベトナムの現地採用には独特のルールや文化があります。(むしろベトナムしか知らない 笑)
この記事では、ベトナムでの現地採用のポイントや注意点を解説します。
具体的には、労働条件や働き方の特徴などについて詳しく説明します。
ベトナムでの現地採用に興味のある企業や求職者にとって、必読の記事となると思います!

駐在員としても現地採用としても両方を知っている筆者だからこそ止めろ! 現地採用は止めろ!と言えるわけです。
あくまでも主観を含めたものですので現地採用に向いている人も数%いるとは思います。

色々なバックボーンを持って駐在員、現地採用になると思いますが、相当な理由がない限り現地採用になることはメリットもないと思います。(個人的に)
あくまでも私見が入っておりますのでその点はご理解くださいませ。
また、ベトナムに限った話かもしれませんので、その点もご理解くださいませ。

では、順を追って現地採用に関して話をしていきます。

1. ベトナムでの現地採用のメリットとは?

現地採用のメリットを求人側と求職側に立って説明をさせていただきます。
まずは求人側に関してですが、これは言うまでもなく
【求人側】
・人件費が安い(経費が駐在員に比べれば安っすい)
・人材配置として長期的なプランを立てやすい(いい人であれば)
・逆に現地採用なので切りやすい(クビにしやすい)

【求職者】
・成長している国”ベトナム” 海外で働くチャンス
・日本人優位な仕事環境(まだ日本人!日本人!と言う雰囲気あり)
・ステップアップできれば給料5000USDも夢ではない


求人側と求職者側ですとこんな感じになるでしょうか。
なんとなく考えてみましたが、求職者側というのはメリットが思い浮かびませんでした 笑
むしろデメリットの方が多く出るのでそっちを書きたいくらいです 笑

さて、ここまで読んだ方もメリットはなんとなく他の人でも思いつきやすいと思います。
ここからは両者の目線に立って私見も交え、デメリット・想定されることを話をしていきます。


2. ベトナムでの現地採用のデメリットとは?

さてここからはデメリットを書いていきますが、デメリットは人それぞれですのでこれは私の感じたことを含めていきます。
言い方・伝え方が荒いところがございますのでご理解くださいませ。
正直、日本語を使う機会が少なく、言い方が直接的になってしまっています。

【求人側】
・求職者のほとんどが使えない人間が多い
>営業がうまくいかない
>スタッフとうまくいかない
・採用してもすぐに辞める(約2〜3年で辞める)

【求職側】
・給料低い
・採用条件悪い
・ハノイもホーチミンも主要都市は物価高い(家賃も高い)
・求人側も教育体制が整ってないことが多い

3. ベトナムでの現地採用のポイントを解説

上記を踏まえまして、求人側・求職者側 双方にお伝えしたいことがあります。

【求人側に伝えたいこと】
求職者の大多数は勤続2−3年程度で辞めますし、正直即戦力にならない人が多いです。(勝手なイメージ)

男性>>応募する人は年配の方か、彼女がベトナム人、もしくは旅行でベトナムに行き、働きたいという理由

女性>>海外で働きたいと言う30歳前の女性の方

上記の方は採用しない方がいいと思っています。
正直、その理由の人は長続きせず、採用コストだけ払う羽目(Agent などを通すと)になるので、人件費は安いが、人材会社に払うコストが高くつくことが多いのではないか?と感じます。
営業職の場合は顔が広ければいいですが、初めてベトナムで働く人が大半なので土日も何かしらの営業営業で疲弊して辞めていきます。
技術職の方はそもそも求人がないことが多いので、ほぼほぼベトナムにある求人は営業系それに関わる事務、総務系だと思います。

彼女がベトナム人の人の採用をやめておけ!と言うことを詳しく説明すると
・結婚した場合帯同ビザに切り替えられる(転職しやすくなる)
・理由が彼女がベトナム人でベトナムに帰りたいからと言うことが往々にしてある(ベトナムに来る目的と手段が違う)
 仕事メインではなく、彼女メインなので考え方の中心が彼女
・変わった人が多い印象(私含め)

と言うことで求人側に伝えたいことでした。


ここからは求職者側に聞いて欲しいこと、昔の自分に言いたいことを書いていきます。
【求職者側に伝えたいこと! やめておけよ!】
・上司とは給料は天と地の差があるぞ!自己負担の飲み(毎週)はきつい!
・土日の接待ゴルフ!毎週あるぞ!(金なくなるぞ!)
・飲みやゴルフしないと営業できないぞ!(>>>私的には)
・北と南で違うが、現地スタッフとはうまくいかないことが往々にしてあるぞ!
・給料をしかり見とけ!GROSSとNETは全然違うぞ!

こんな感じでしょうか。
営業能力のない私は飲みなどで消費しすぎて結局お金は貯まりませんでした 笑


4.これから現地採用になりたいあなたへ

長くつらつらと書きましたが結局私は現在までベトナムで7年ほど働いております。
4年は駐在員として、3年は現地採用として働いております。

現地採用はよかったなぁと思うこともありますが、正直現地採用ではなく、駐在員としていることが一番いいと思いますよ。
転職した2021年頃の筆者に強く言いたいことです。
普通に生活する面では給料面ではそこまで困ることはないですが、将来設計をしにくく、数年遊ぶ感じでいるのであれば失敗すると思います。
日本での社会保険、年金、奨学金を借りている人は普通にそれがネックになりますよ!100%と言っていいほど


それこそ能力があって、自分で会社を設立して・・・みたいであればいいですが、そうでなければやめておけ!
と言う感じでございます。
駐在員として海外で働いて、その後会社を設立するので辞めるみたいな感じがいいのではないでしょうか?
わざわざ現地採用になる必要はないと思いますよ。

さぁて、仕事をしましょうか。





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