動画クリエイター・加茂慧一「そのとき自分の目指すゴールが見えた」未経験から独立し海外ノマドワーカーになった新しい働き方論
ライターブートキャンプ取材講座の受講生・増田あかりさんに、「新しい働き方LABチャンネル」の第4回の動画を抜粋していただきました!
「マイペンライ」の考えが好きで日本とタイを行き来する海外ノマドワーカーになった加茂さん。加茂さんはなんと未経験から動画クリエイターを目指し、経験を積んで独立したそうです。
「そのとき自分の目指すゴールが見えた」
加茂さんが見つけた目指すべきゴールとは?海外ノマドのリアルな仕事話や未経験から新しいことに挑戦したい方へのメッセージを聞きました。新しいことに挑戦するのが不安な方にぜひ読んでもらいたいです!
【加茂慧一(かも・けいいち)】プロフィール
・新しい働き方LAB バンコクコミュニティマネージャー
・趣味で始めたAdobe After Effects をさわったことをきっかけに動画クリエイターへ
・未経験から制作会社へ、その後動画クリエイターとして独立
・タイと日本を行き来するノマドワーカー
Twitter:eizou|映像制作×海外ノマド
ブログ:eizou_world
ノマドを始めようとおもったきっかけは?
――ノマドをしてみたいきっかけがあったのですか
海外には行きたいなあとは思っていて、日本とは違う国を知るのに旅行ではなくて長期間住みたいなあというのが自分の中にありました。
そうなったら海外でもできる仕事がいいなあと。そのとき動画制作とたまたま出会ったので、それでノマドしようと決めました。
――タイの魅力って何ですか、日本とは違う価値観とかあるんでしょうか
タイはすごくいいです。のんびりしている。僕自身タイ人が好きで、南国の気質がいいと思います。
タイの有名な言葉で、「マイペンライ」という言葉があるんですけど、何かあっても大丈夫だよという感じで、そういう国民性が好きです。ちょっとしたことはいいじゃんみたいな空気があります。
――「なんくるないさー」みたいな感じですかね、マイペースにいける感じでしょうか
そうですね!あと外国人が多くて多様性があって、日本と比較すると多様性に対して寛容な空気がある、その部分に心地良さを感じますね。
ノマドワーカーならではの苦労は?
――ゆったりした感覚を大事にできるのは日本では少ないですよね。でも加茂さんの仕事は、日本で受けた仕事ですよね?ゆったりした空気と日本のチャキチャキした空気に挟まれて大変なことは?
パソコンを開いているときと閉じているときの温度感を感じます。日本の会社とやりとりをしているとシャキッとしますね、そんなときに日本を感じます。
――実際にノマドならではの苦労はあったのでしょうか
タイに関してはインターネット環境、宿泊施設、食事が整っているので、日本と変わりない生活ができています。ただノマドということで移動をするのですけど、納期の前後は外して移動できるように気をつけていますね。
――確かに移動中にデータを送れないですからね
データ送信に関してもですけど、ほかに海外で色んなものを持っていると、窃盗、治安とかもあるので、データはクラウドにあげています。リスク管理は常に気を付けています。お金じゃ買えないので、絶対に守らないといけない...!!
――加茂さん笑って言ってますけど、結構ハードな話をしてますよ!
(苦笑)まあテクノロジーが発達しているので、なんとか...。
――色んな苦労があるんですね...。
未経験から新しいことに挑戦しようとしている人達へ一言
――今から新しいことを始める事が怖いって思っている人がいると思うのですが、その人たちへ加茂さんからメッセージはありますか?
僕も未経験からここまで来れたので、誰でもチャンスがあると思っています。昔に比べると色んな事がチャレンジしやすいですよね。
例えば映像だとソフトが安く手に入るし、勉強する教材がYouTubeにたくさん揃っている。そういったチャレンジする環境がたくさんあるのと、僕も違う業界から入れたので大丈夫です。
あと僕のなかで運が良かったなあと思うことがあって、転職する際に条件がありました。
その条件は自分が作りたいと思っている映像を作っている人と一緒に仕事をすること。
転職を決めた会社にそんな人がいて、その人が独学で勉強している姿を見て、自分の目指すゴールが見えた。そういうのがすごく運がよかったと思っています。
――未来が見えなかったら不安だけど、目指すべきゴールの人がいるとだいぶん変わりますよね
自分のなりたい姿の人と出会えれば、きっと目標に近づけていけると思いますよ!
まとめ
今回はカッコイイ新しい働き方をしている加茂さんがゲストでした。
海外ノマドの魅力や未経験から新しいことに挑戦する加茂さんのお話が聞けて、参考になったのではないでしょうか。今回のお話をきっかけに新しいことに挑戦してみてくださいね!
<執筆:増田あかり>
<アイキャッチ画像:シモカタセイジ>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?