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ローカルがオモロい 〜いま・ココだからこそできること〜

北海道に転勤してきてから1年と少し。
最近、北海道を盛り上げようとしている人たちとたくさん出会って、そのつながりからまた新しいことが生まれそうな感じがして、ワクワクする日々です。

高校まで京都で過ごして、日本の中心を見たいと思って東京に行って、転勤で札幌に来て。
こちらに来てから、北海道が大好きになったけれど、最初のほうは“人とのつながり”感や“最前線”感において地方は東京に敵わない、と感じていました。

けれど最近はむしろ、地方“だからこそ”の可能性が広がっている!ローカル、オモロい!と思う。
それはたぶん、「人とつながりやすい」「課題がたくさんある」「チャレンジする"場”がある」からかなと思っています。

「人とつながりやすい」
いったん人とつながれば、狭いからこそ、どんどんつながっていく。あ、こことここは知り合いだったんだ!というのが多いなと。
“北海道”という共通項だけで、「せっかくつながったんだし何かやろう!」とすぐなれるのが、良いところ。

「課題がたくさんある」
過疎とか高齢化とか、課題があることは一見マイナスに思えるけれど、だからこそ解決のしがいがある。
課題はほかの地域にも共通することで、いずれ東京にも迫ってくること。一つのところで解決の糸口が見えれば、それを広げていける。
地方から“先例”を作れたら、素敵だ。

「チャレンジする“場”がある」
何かやりたいと思った時に、地方のほうがフィールドが広がっている、気がする。東京だと、もう誰かが手をつけているけれど、地方にはスキマがたくさんある。一人が動くことによるインパクトも大きい。失敗も許してもらえる(たぶん)。
口先だけにならずに手を動かせる“場”を持っているのは強いなと。
必ずしもそこに住んでいる必要は、たぶん無くて、そことつながっているだけでも大きい。


と、色々考えていてふと思ってしまうのが、転勤族の自分はたった1年前に東京からやってきた"ニワカ"で、あと2〜3年もすれば北海道を離れてしまうということ。
どうしたものか…と思っていたら、ある人からヒントをもらいました。
「外から来たことこそが強み」だと。ニワカで結構、外様の視点を利用して、外から来た人だからこそ見える地域の良さや強みを発信していけばいいんだと。
それでちょっとほっとして、北海道の人たちと一緒に色々やっていきたいな!と思いを新たにしたところです。


最後に。最近の自分の謎のやる気、やりがいはどこから来たんだろうと過去を遡っていたら、大学時代に東北の被災地に行った経験が大きかったのかも、と気づきました。
大きな課題に直面しながらも、どうせなら前よりも良くしようと、楽しく前向きに取り組んでいる人たちと出会って。
そこから、「じゃあ私にできることは?」と思って、身近なところも国際的なことも関心を広げたりして。
それでここにきて、北海道の人たちとつながってきた中で、
「地域の課題をポジティブな形で解決していく」こと、もしくはそのお手伝いを、ずっとやってみたかったんだなとあらためて感じています。


まだまだ力不足だけど、北海道という素敵なローカルにたまたまいるのだから、24歳の私だからこそできることもあるはずと信じて(自分に思い込ませて)、いま・ココで、楽しくオモロく頑張っていきたいなぁ。
ワクワクがあふれて、つぶやいてしまいました。

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