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アルケミーコラム「Lucid Life」

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現代をアルケミストとして生きる日々の徒然。 一人で抱えておきたいことこそ、シェアすることで人は囚われから解放されると言われる。魂と思考と感情の囚われを解放する日々のあれこれ。
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#Lucidlife

本性が漏れる。

これは、師の著書の中の一節で、魔法修行に入門したいという人の申し出を受け入れる手紙の内容の一部なのですが、これを読んで、師弟関係だけでなく、誰かと関わるってことは、互いに多大な影響を与え合うものだよなぁ、と改めて思った。 他者と関わるということには、もれなくエネルギーの交流や影響がついてきて、1人との出会いで人生が好転することもあれば、逆に下降していくこともある。 どのような影響であれそれは、本人以外のところにも波及して行って、現在だけでなく、世代のカルマとして子孫にまで

風速が同じ。

「空気の相性が良いのかもね。風速みたいな。」 先日、新しくご縁をいただいた方と他愛もない話をしている中で、その方が「お互いのゆるさが似ている。」ことをそういう風に表現されて、良い表現!と思った。 風速が同じ。 居心地の良さって風当たりみたいなところがあるよなぁ、と実にしっくりと来た。 風速やその風の温度。 肌で感じるもので私たちはいろんなことを察知している。 風によって集められていくものがあるように、人もそうやって集まって、まとまっていくのだろう。 最近、思うのだけど

カバラを学んで10年経っていた。

ちょっと前に学んだと思っていたのに、 古いノートを見返していたら、カバラというユダヤの教え(密儀)を学んだのは、10年も前のことだったということに気付いた。 あれからわたしは、自分の人生の哲学の柱にカバラの教えを据えている。 学んでまだ数年と思っていたのに、10年を超えていた。 大いなる学びの前で私たちは永遠のビギナーで居られるけれど,その永遠のビギナー精神を脱いで,中級編突入だわ。と意識的にステージを上げていく必要がある感じている。 謙虚さは大事。 でも,謙虚という罠

アルケミストとカバリスト

「肩書きを10個書き出してみるってワークがあったんだけど、 わたしはカバリストが一番しっくり来た。」 と同じく錬金術を学ぶ友人が言った。 それを聞いて、とてもしっくり来た。 我々は日常ではセラピストだったりするけれど、 私たちの生き方の指標は古代からの叡智に基づいている。 わたし自身も職業ではなく、 自分が何者かと言われたら「アルケミスト」と答えると思う。 自分から「どうも、錬金術師です。」と言うことはないし、 言われてもなんか照れくさいですね。となる。 でも、いつか