風邪のその後
結局、末っ子からがっつり風邪をもらったらしい私…
微熱+鼻水+咳が主訴なわけですが、新型コロナの症状と被ってますね(鼻水以外は)
末っ子は小児科でアッサリ見てもらえたし、聴診器で「胸の音は問題ありません。綺麗です」って言われました。
が、大人はそうは簡単じゃなかった…
予め、予想はしていたので、家から一番近くの内科に電話してみたところ
「まずは保健所に連絡して指示を仰いでください。もし、近所の医療機関を受診する指示が出ましたら、発熱外来を受け付けている病院に行ってください。当院は糖尿病の既往がある患者様が多いので申し訳ありません。」
と、保健所の指示が何であれ『診察できません』と断られました。
ん〜、予想以上に大変なことになるかも…と思いつつ、2番目に近い内科に電話をしてみたところ
「コロナ、怖いですか?!」と逆に私が質問されました。「え⁈!?(@ @;;)」
PCR検査の設備がないので、発熱+咳でコロナかもしれないという不安を解消することはできませんが、それでもよければ診察しますよという意味だったようです。
「いや、別に怖くないです。」と家から2番目に近い内科を受診。
病院についてから、まずは熱と血圧と酸素飽和度を測りましたが…よりによって…『酸素飽和度が低い‼︎』と問題になりました。
私としては妙に血圧が高いのが気になってたんだけどね(笑)
今のご時世、血圧よりも酸素飽和度が大事なんでしょうね。結局、PCR検査受けた方がいいとドクターに言われ、緊急外来へ…
因みに、PCR検査の費用についてドクターに聞いてみたところ、「罹っていないか不安だから」という理由で検査を受けると自費になるけど、医者が「受けた方がいい」と判断すれば保険対象となるから、あなたの場合は保険内で対応できるはずとのことでした。
テレワークで家にいた旦那さんに車を出してもらい、国道沿いの緊急外来へ。
受付でもらった問診票は「車で書いてください」と言われて、書き終わって受付カウンターに出したら「こちらに書かれている携帯番号に電話で連絡するので車でお待ち下さい」とのこと。
その後、車の中でスマホ越しに問診を終わらせ、いざ診察室へ。
結果、PCR検査の必要はなし。
副鼻腔炎と気管支炎の併発。息苦しさや酸素飽和度が落ちているのはドロドロの鼻水が気管に回り混んでいるのが原因。
とはいえ、酸素飽和度が低いのでレントゲンは撮ります。
と、簡潔な説明でした。
勿論、レントゲンでは肺炎どころか、肺には何も問題なく、鼻水と咳止め、痰切りの薬の処方箋をもらって帰ってきました。
去年までは、同じような診断結果と処方箋を家から1番近い内科で普通に行われていたんですけどね…
いわゆる風邪薬をもらうにも、病院に電話してアポ取ってから受診して、それでも場合によってはPCR検査対応の病院で肺炎じゃないという裏取りできないと、診察してもらえないし、処方箋が出ない…感染拡大予防の為とはいえ、大変…
今回の一件で、車がない人や運転できない人、高齢の方などが、ある日突然、医療的な弱者になりかねない恐ろしさを感じました。私はペーパードライバーなので運転できないので、旦那さんがテレワークで家にいたのはラッキーでした。
緊急外来からの帰り道、車を運転しながら旦那さんがボソッと「もしPCR検査の結果が陽性で、『奥様は隔離期間に入りますね。』って言われて1人で帰ることになったらどうしようかと思ってた」と言いました。
ま、そうだよね。「明日からの生活どーすんのよ?!」って、まずは思うんだろうなぁ…
でもね、
その時はその時でどうにかするしかないんだよ。ってか、どーにかしてくれよ。
と、私はお腹の中で思っておりましたとさ。