◤023_Reduce!◢
前回(No.022)に引き続きReduceについて。
余った素材と向き合い、良いものを作る。
価値ある材料を価値あるものとして再び世の中に送り出すこと。
これが私の考えるReduceです。
革は天然素材のため、形や大きさにはどうしても《不ぞろい》があります。
また、染めの工程でも一定の量以上を染める必要があるため必ず《余り》が出てしまいます。
どうしても避けることのできない《不ぞろい》や《余り》に対しては、
特価用にしてしまう
一つのデザインに無理やり押し込めてしまう
など、いかに合理的に在庫をお金に変えるか、という流れになりやすいんです。
でも、これでは余った革が可愛そう。
革を愛し50年。
素材と向き合うと、いい加減なことはできないんです。
デザインに合わせた革を使う
革に合わせたデザインを作る
この双方がありますが、いずれにしても、
【余った素材と向き合い、良いものを作る】
これが私のReduceであり、こだわりです。
そしてこの度、そんな私のこだわりに共感してくださる素晴らしい職人さんとの出会いがあり、現在、新コレクション【Reduce】の開発を進めています。
その名の通り、余った革を“生かした”商品です。
余った革なので、数に限りがありますし、一つとして同じものはできません。
革が輝く、本物のReduceを伝えていきたい。
皆さんにお披露目できる日が楽しみです。
この【Reduce】の開発秘話は、また次回・・・♪
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