疲労と絶望感と

ここ数日旅行をした。
その際にどこまでなにを考えて残せばいいのかわからない気持ちになったから、今残しておこうと思う。

それはなんでそう思ったのか、そうなったのかわからない。もしかしたら旅行の疲れかもしれないし、もうちょっとで周期がまわりそうとか、そういう細かいことなのかもしれない。まぁなんにせよ、避けられない恐ろしい不安定に直面した。

最近少しおかしいと思っていたのだ。
なんだか自分はなにかに祟られている気がして、あと寿命が少ししかない気がして、夜になにかおかしなものが近くにいそうで、怖くて部屋の電気が消せないとか1人でいるのか恐ろしいとか、そういうことが起こっていた。
3歩歩いたら地震が起こりそう、とか不審者に侵入されそう、とかそういう強迫概念が自分の中で湧き上がってきて、どうしたらいいのかわからない、不安定でなんともコントロールできないような、固定された感情になってしまっていた。

ここ数日、旅行してみて誰かと旅行している間はそういう恐ろしい考えにとりつかれることはないなと思った。一方で、疲労で頭がまるで熱が出ている時のような、なんともいえない動かせなさ、夢の中の感じ、まるで幽霊の見え方のような、ぼやぼやとした記憶とはっきりしない視界の、感情の制御ができない状態がかなり長く続くようになってしまった。まるで走馬灯を見ているような不気味さ。眠気とはまたちがう物理的な動かなさ。一回電車のドアの段差を踏み外した。階段から数度落ちそうになった。何も音が入らず、記憶ができなくなった。乗る電車を間違えた。感情が溢れて苛立ちや悲しみや不幸さで動けなくなり、コントロールが全く効かなくなった。いずれも寝ると少し回復するものの、全快はせず、ほぼ半日を2回ほど(昼から夜)繰り返した。私がおかしい状態であることは、なってる時もよくよくわかっている。というか、本当にこれはおかしくてしんどい、まるで「あの世のような」感覚なのだ。頭がぎゅっと固定されて、悲しみや不幸の方向にぎゅっと固定されているような、そういう気持ち悪さなのだ。最近、夜にフルタイムでぐっすり眠れることがなくなってしまった。なにか良くない夢をみたり、2時くらいや5時くらいに起きたり、かなり不安定な睡眠になってしまっている。

どうすればいいんだろう。私は私の予測通り、もうすぐ死ぬのだろうか。もし死ぬなら、私の持ち時間はあとどれくらいなんだろう。
…と思うとしんどくて泣けてくる。そして泣いて、「いやそもそもこの苦しさを逃れるためには、こんな私は死んだ方がいいんじゃないか?なんの役に立たないし、絶望感は変わらないのだから」という気持ちにさせられるのだ。
ほんとうにかなりやられていると思う。かなり。きつい。この頭のふわふわをどうにかできたりするのだろうか。どうしたら良いのだろうか。

自分の一挙一動にかなり、もうしんどい。ただ布団にくるまれて生きていたい。いや本当は、普通に、幸せに、生きていたい。

できるのかな。

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